今年は“絶叫の秋”!?世界の最恐映画がゾクゾク日本上陸
ここ数年で日本にもすっかり定着した“ハロウィン”。今年はそんなハロウィンのお祭り前後に、海外の映画ファンを恐怖に陥れた話題の映画が大挙して日本へやって来る!
全米初登場No.1ヒットのサプライズ・スリラー
まずは、『ゲット・アウト』(公開中)。製作はスマッシュヒットしたサイコスリラー『ザ・ギフト』(15)やM・ナイト・シャマラン監督『スプリット』(17)のプロデュースを手掛けたジェイソン・ブラム。そしてアメリカの人気コメディアン、ジョーダン・ピールが初監督を務めた。
アフリカ系アメリカ人の写真家クリス(ダニエル・カルーヤ)が、白人ばかりの彼女の実家へ招かれたことをきっかけに遭遇する恐怖体験を、不気味なトーンと予想不可能なストーリー展開で描いている。コメディアンの初監督作といって侮るなかれ。本作はストーリーが進行するごとにじわじわと増してくる恐怖と驚きの結末が話題となり、低予算ながらも全米初登場No.1ヒットを記録。映画レビューサイトでも99%の大絶賛を獲得した注目作だ。
スティーヴン・キング史上“最恐”の道化師
11月3日(祝)に公開されるのは、アメリカを代表する作家、スティーヴン・キングの人気作を映画化した『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』だ。アメリカのある田舎町で発生する連続児童失踪事件。少年ビル(ジェイデン・リーバハー)の弟は、大雨の日に大量の血痕を残して失踪してしまう。悲しみにくれるビルの前に、ある日ピエロの姿をした悪魔“それ”が姿を現して…。ボサボサの赤髪と白い顔が奇怪な道化師ペニーワイズ(ビル・スカルスガルド)。神出鬼没の不気味な悪魔が子供たちを追い詰めていく様はスリリングだ。
“悪魔と死者”が甦る、恐怖の2作が同日に公開
そして11月25日(土)には、アメリカとロシアのホラー映画が同日公開。アメリカ代表の『ドクター・エクソシスト』は、悪霊によって家族を殺害され、自身も車椅子姿となってしまった科学者エンバー(アーロン・エッカート)と、少年に取り付いた“最恐”の悪霊との戦いを活写。ロシア代表の『ゴースト・ブライド』は19世紀に伝えられた死者を甦らせるという、世にもおぞましい儀式が現代に復活する恐怖を描く。
今年の秋は日本列島が恐怖で染まる!?さらに11月10日(金)からは、人気スリラーシリーズ最新作『ジグソウ:ソウ・レガシー』も公開。さながら“絶叫の秋”とも言える話題作の上陸をスクリーンで迎え撃て!【トライワークス】