K・スペイシーは第二のワインスタイン?セクハラ疑惑がドミノ倒しに拡大
アンソニー・ラップが14歳の頃にセクハラ行為を受けていたことが明らかになり、同性愛者であることをカミングアウトしたケヴィン・スペイシー。
しかし、彼に対するセクハラや性的虐待疑惑がドミノ倒しに拡大しており、米国の元ニュースキャスター、ヘザー・アンルーは、彼女に近しい関係にある人物が彼から性的虐待を受けたと主張している。「ワインスタインの事件で勇気が出た。真実を語る時です。ケヴィン・スペイシーが私の近親者を襲うまで、私は彼のファンでした。ドミノを倒す時がきた」と彼女はツイッターでつぶやいたと英紙デイリー・メールが伝えている。
また、これを受け、ケヴィンが芸術監督を務めているロンドンのオールド・ヴィック・シアターの関係者が次々と反応。「彼は、私たちがオールド・ヴィック・シアターで仕事をしていた時、私の若い男性の友人に痴漢行為をした。いつも避けるべき人物として知られていた。だから、あんまり驚いていない」「似たような話を複数の人たちから聞いている。もっと多くの人々が声を上げたらいいと思う。でも、彼らが無理だと思うのも、理解するよ」などのツイートが投稿されている。
ハーヴェイ・ワインスタインから性暴力被害を受けたと訴えているローズ・マッゴーワンは「さよなら、スペイシー。今度はあなたが泣く番よ。だから私たちはあなたにさよならを言わなくては」とツイッターでつぶやいた。
さらに、スペイシーがセクハラ疑惑が出ると同時に自分の性的志向をカミングアウトしたことを激しく非難する人々もおり「この行為は、少年へのセクハラの恐ろしさをどうでもいいことのように見せているし、LGBTQコミュニティを辱めている」「誰も彼がゲイかどうかなんて気にしていない。人々が気にしているのは未成年へのセクハラ」などのつぶやきが殺到している。【UK在住/MIKAKO】