西島秀俊、ロシア語の先生は「『MOZU』で殴り合った人」二宮和也も驚き!

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西島秀俊、ロシア語の先生は「『MOZU』で殴り合った人」二宮和也も驚き!

二宮和也が主演を務めた映画『ラストレシピ〜麒麟の舌の記憶〜』(公開中)の公開記念トークショーが11月13日にTOHOシネマズ日劇で開催され、二宮和也、西島秀俊、宮崎あおい、滝田洋二郎監督が出席。劇中でロシア語を披露した西島が「『MOZU』で殴り合った人が先生」と意外な人が語学の先生だったことを明かした。

本作は、伝説のTV番組「料理の鉄人」を手がけた作家・田中経一の原作を映画化したミステリー。どんな味でも再現できる絶対味覚(=麒麟の舌)を持った男が、料理によって過去を辿っていく姿を描く。1930年代の料理人・山形直太朗役を演じた西島が、劇中で流暢なロシア語を披露しており、映画鑑賞後の観客からも「どうやって勉強したんですか?」との質問が上がった。

西島は「調理場に調理人でいてくださった方が先生」と映画にも登場している人物がロシア語の指導もしてくれたと解説。「もともとは『MOZU』というドラマのシーズン2の頭の方で、思い切り殴っているロシア人の人がいて。その人が先生として現れた」と明かし、会場を驚かせた。

さらに「『殴り合ったよね』というところからなので、すごくやりやすかった。あの人とは一度殴り合っている」と楽しそうに続けると、会場も登壇者陣も爆笑。二宮は「絆があるんですね」と大きくうなずき、宮崎も「知らなかった」とびっくり。西島は「『このスープはなんだ』っていう、あの大きい人です」と本作での登場シーンを教えていた。

またこの日の会場には、第68回NHK紅白歌合戦の白組司会に二宮が決定したとのニュースが届き、二宮が会場から祝福を受ける場面も。大きな拍手を浴びると二宮は「ありがとうございます!」とお礼を述べ、「12月31日のキワキワまで働くことが決定しました。引き締めて、体調管理に気をつけて頑張っていきます!」と熱く宣言していた。【取材・文/成田おり枝】

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