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女性たちを活写したフランス映画の特集上映「ファム@トウキョウ」開催

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女性たちを活写したフランス映画の特集上映「ファム@トウキョウ」開催

国連が制定した「国際女性の日」(3月8日)を中心に、日経ホールほか4か所で2月28日(日)〜4月3日(土)の期間中、イベント「ファム@トウキョウ」が開催される。フランス大使館と日本経済新聞社の共催による本イベントでは、“女たちの記憶”をテーマに、「女たちの記憶 わたしは愛する、生きる」と題して女性を描いたフランス映画を特集上映する。

会期中は『勝手にしやがれ』(59)で映画界に衝撃を与えたヌーヴェル・ヴァーグの旗手、ジャン=リュック・ゴダールによる『女と男のいる舗道』(62)、カトリーヌ・ドヌーブ主演の『昼顔』(66)など秀作6本が一挙に上映される予定。

ちなみにフランス映画といえば、オシャレな大人の映画といったイメージがあるが、女性が生き生きと描かれているというのも特徴のひとつではないだろうか? 上記の『勝手にしやがれ』で、ジーン・セバーグ演じるベリーショートヘアーのコケティッシュなヒロインは、当時の女性たちのファッションに大きな衝撃を与えたと言われている。

また、近年製作されたココ・シャネルの生涯を描いた幾つかの映画からも、これらの要素は感じ取ることができ、それはまさに、21世紀の社会における自立した強い女性の重要性を主張しているかのようだ。

そもそもフランスは映画が生まれた国である。20世紀はフランス映画が世界の映画をリードしたが、21世紀は社会における女性のあり方も率先して示していってほしいところだ。【トライワークス】

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