「狭すぎて閉所恐怖症になりかけた」!?ペネロペ・クルスが撮影裏の苦労を告白
これまで世界各国で多数映像化されてきたアガサ・クリスティーのミステリー小説を、超豪華キャストを迎えて映画化した『オリエント急行殺人事件』(12月8日公開)。主要キャストのひとりであるペネロペ・クルスが、名優だらけの撮影秘話を明かした。
主演と監督を兼任したケネス・ブラナーをはじめ、ジョニー・デップ、 デイジー・リドリー、ミシェル・ファイファーら大スターが集結した本作。クルスは名優たちとの共演について「素晴らしい俳優でもあるケネスと仕事がしたかったの。名優たちとの共演も楽しみだった」と振り返る。だが撮影は楽しいことばかりではなかったようで…「撮影している間は、閉所恐怖症になりかけたわ。小さなセットに大勢が詰め込まれていたのよ」と、名優たちがすし詰め状態だった苦労を告白した。
クリスティー作品がまさかのクロスオーバー!?
クルスが演じたのは、宣教師ピラール・エストラバドス。ブラナー監督は「話の筋書きで観客を驚かせる試みの一環として、クリスティー作品の著作権保護団体アガサ・クリスティー・カンパニーの承諾を得て、原作の登場人物であるグレタ・オルソンを引退させて、ピラールを呼び入れました」と、ピラールが原作には存在しないキャラクターであることを明かしている。また彼女は「ポアロのクリスマス」(1938年初版発刊)に登場するキャラクターで、まさかのクロスオーバー(!?)と話題に。
一見キャラクターの背景が異なるようだが、ピラールが作品を越えてどのようにストーリーに入り込むのか…?クルスは、「内向的な性格で大きな秘密を抱えているの。過去のトラウマに打ち勝とうと必死なのよ」と彼女についてヒントを明かす。さらに「壮大なスケールの映像にびっくりしたわ。めまいを起こすくらいの巨大な列車だけど、その中の小さな区画に登場人物が押し込められている。理由は観てのお楽しみよ」と期待が高まるコメントも。貴重なインタビュー映像をぜひチェックしてみてほしい!
文/トライワークス