新田真剣佑、男前な沢尻エリカに惚れ惚れ!?「この人についていきたい!」

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新田真剣佑、男前な沢尻エリカに惚れ惚れ!?「この人についていきたい!」

今年の秋に公開された『ユリゴコロ』『彼女が知らない鳥たち』などで、俳優としての新たな一面を見せつづけている松坂桃李が、人の心を操るダークヒーロー・宇相吹正を演じる話題作『不能犯』(18年2月1日公開)。

そんな本作から、宇相吹が引き起こす数々の“立証不可能犯罪”を追う2人の刑事、沢尻エリカ演じる多田友子と新田真剣佑演じる百々瀬麻雄の、コンビネーション抜群な場面写真が解禁された。

本作は「グランドジャンプ」に連載中の神崎裕也作画、宮月新原作の同名漫画を『オカルト』(09)や『貞子vs伽倻子』(16)などホラー映画で才能の豊かさを発揮してきた白石晃士監督が映画化したスリラー・エンタテインメント。

次々と起こる変死事件の現場で、必ず目撃される黒いスーツの男。彼の正体はSNSで話題の殺し屋・宇相吹正。電話ボックスに殺人依頼の紙を貼ると、宇相吹がターゲットを必ず死に追いやるというのだ。しかし、その死因は病死や自殺など、罪には問われないものだったのだ。

人の心にひそんだ妬みや心の闇をあぶりだし、マインドコントロールする宇相吹。常識的に考えて、実現が不可能な行為で人を死に追いやる“不能犯”なのである。そんな宇相吹に翻弄されながらも、彼を追う2人の刑事の姿が、この映画の見どころのひとつなのだ。

口は悪いが部下や改心した前科者の面倒見が良い、姉御肌の多田。そして、ただただ真っ直ぐな猪突猛進タイプで、上司である多田になかなか認めてもらえずに、名前さえも呼んでもらえない新人刑事の百々瀬。2人のコンビネーションの良さには、メガホンをとった白石も「百々瀬の愛嬌のある感じと、多田のシリアスなトーンのバランスが良かった」と、満足げに語っている。

ほとんどのシーンが沢尻と一緒だったことを振り返った新田は、沢尻の印象について「多田さんというか、沢尻さん自身がとにかくカッコいいんです!」と絶賛。「“この人についていきたい!”って思える女優さんで、とても男前でした」とコメント。

さらに「沢尻さんがいたから自分も百々瀬になれたし、身を任せるように演じさせてもらいました。撮影の合間もいろいろお話をさせてもらって楽しかったです」と、今後の活躍が期待される新田が、高い演技力を持つ先輩・沢尻から良い刺激を受けたことが明らかになった。

劇中では多田が百々瀬に向かって「おい、新人!」と呼びつけるなど、微笑ましくもある2人のやり取りが展開。そして、ストーリーが進むにつれて、2人の関係性が徐々に変わっていく点にも注目だ。

文/久保田和馬

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