東京コミコンで東京デストロイ宣言!菊地凛子&来場者が熱狂した『パシリム』最新映像が到着
2018年4月に公開の『パシフィック・リム:アップライジング』の日本先行解禁映像が12月4日、インターネット上で公開された。12月3日に東京コミコンのイベントステージで初出しされ、前作に続き出演の菊地凛子と来場者が、スティーヴン・S・デナイト監督による渾身の映像に熱狂した。
舞台は前作から数年後。平和を取り戻したはずの地球に、進化を遂げたKAIJUが再び出現する。これに対し若きパイロットたちが、より洗練かつパワーアップされた戦闘ロボット‟イェーガー”に乗り込み迎え撃つ…!解禁された映像は、監督、菊地をはじめ主演のジョン・ボイエガ(『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』フィン役)らのインタビュー、メイキング、そして本編映像を交えた内容。その本編映像を目を凝らしてチェックすると、日本語の看板らしきものが!
このことについて尋ねられた監督は「(今作では)東京が破壊されてしまう可能性が高い」と説明。「幼いころ『ウルトラマン』や『マグマ大使』『ジャイアントロボ』、そして『ゴジラ』が大好き。それらに通じるのは、劇中で東京が破壊されること。そう“東京を壊すこと”は僕の夢だったんだ」と熱く語り、菊地と来場者から喝采を浴びた。
「ファンとしても完成が楽しみ」と語る菊地も初めて映像を見て「前作のすべての要素を引き継いで、すべてが進化している!」と興奮。マコ役での再登板について「マコの新たな成長を見せられたら…と思って演じました」という彼女に、監督は「リンコとの仕事は本当に素晴らしかった。現場でワクワクしたよ」と振り返る。
イベント終了後、編集作業のため大急ぎで帰国する監督は、東京コミコンでも展示されたバンダイより発売予定のイェーガーの‟ROBOT魂”を手に「持って帰りたい」とおどけながら「(映画を完成させて)必ず日本に帰ってくるので、ぜひスクリーンで楽しんでほしい。そうすると3作目も作れる!」とアピール。前作以上にスタイリッシュな映像と、白昼のイェーガー対KAIJUのエキサイティングな激闘を見て、期待を高めてもらいたい。
取材・文/トライワークス