今度のキングスマンはアメリカ風?さらにパワーアップしたスパイ・ガジェットが大炸裂!

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今度のキングスマンはアメリカ風?さらにパワーアップしたスパイ・ガジェットが大炸裂!

2015年に公開され、全世界で興行収入4億ドル突破の大ヒットを記録。日本でも日本アカデミー賞優秀外国映画賞に輝くなど旋風を巻き起こした『キングスマン』から2年、続編『キングスマン:ゴールデン・サークル』が18年1月5日(金)より公開される。そんな本作から、劇中に登場するスパイ・ガジェットの魅力を存分に語られる特別映像が到着した。

“新時代のスパイ映画の誕生”と話題になった前作で、ひときわ注目を集めたのは、ギミック満載のスパイ・ガジェットの数々。傘やペンなど、紳士的な登場人物たちに似合うガジェットが驚きの活躍を見せ、スパイ映画ファンを唸らせたのである。そこからさらにパワーアップを遂げたガジェットが、今作でも大活躍を見せるのだ。

前作に引き続きメガホンをとったマシュー・ヴォーン監督が「世界観が広がるから続編は面白い。スパイ機関は“キングスマン”だけじゃないんだ」と語るように、イギリスの諜報機関“キングスマン”に加え、アメリカの諜報機関“ステイツマン”が登場する本作。

個性的な新キャラクターの中で、最もアメリカナイズされたエージェント“テキーラ”を演じるチャニング・テイタムは「“キングスマン”はスーツとマティーニを愛し“ステイツマン”はデニムとブーツを愛する」と、同盟関係にあるふたつの組織の違いを語る。

“キングスマン”の使うガジェットは、イギリス文化を背景にしたアイテムをベースに生み出されてきたのに対し“ステイツマン”のガジェットは「アメリカらしいものを武器にした」と楽しげに明かすヴォーン監督。

「カウボーイにとっての傘は“鞭”だよ。投げ縄に細工をして、電気で何でも“切れる”ようにしたんだ」と、アメリカ文化を取り入れて進化を遂げたガジェットの登場により、新たな驚きが生み出されることは必至だ。

さらに、ストリートキッズから一流の英国紳士に上り詰めたエグジーを演じるタロン・エガートンは「道具も似てるが、今回はすべてアメリカ風なんだ」と語るように、劇中にはイギリス文化とアメリカ文化が見事な融合を遂げた場面が相次いで登場。木製バット型の地雷除去機、野球ボール型の手榴弾などのアメリカ風のガジェットに、もちろんおなじみの傘も大活躍。

次から次へと登場する、想像のナナメ上をいくガジェットの数々に、映像の最後でタロンがニヤけながら紹介する“粘膜を通って血液に吸収されるナノ追跡機”の存在。これは前作以上にエキサイティングで過激なアクションが待ち受けているのだろうか。

文/久保田和馬

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