絶好調の松坂桃李が再びパディントンに!大ヒット作の続編で、チャーミングな魅力全開
世界中で愛されているロングセラー児童文学を映画化し、全世界で興行収入328億円超を記録した前作から2年。さらに可愛く、エキサイティングな冒険を繰り広げる『パディントン2』(18年1月19日公開)。すでに公開されている原作生誕の地・イギリスでは、前作を上回る勢いで大ヒットを記録中の本作から、日本語吹替版の予告編が到着した。
ブラウン一家と幸せに暮らしているパディントンは、大好きなルーシーおばさんの100歳の誕生日を祝うために、最高のプレゼントを探していた。骨董品屋で素敵な絵本を見つけ、それを買うためにアルバイトをすると決めた彼だったが、ある日その絵本が盗まれてしまい、犯人として逮捕されてしまうのである。
前作に引き続き、パディントンの声を担当するのは松坂桃李。最近は様々な映画で、これまでに見せたことのないダークなキャラクターを演じ、新たな魅力を獲得している彼は、続編決定に「嬉しかったです!それと同時に、前作のその後が気になっていました」と、1人のファンとして喜びをあらわにした。
初めて吹替声優を務めた前作から2年が経ったとはいえ、礼儀正しくチャーミングな雰囲気はもちろん健在。「前作よりも絆がパワーアップしている」と見どころを明かす松坂は「時間が経ったことで、パディントンとブラウン一家は本当の家族のようになって、“パディントンはひとりじゃない”ということが大きいんです」と愛情たっぷりに本作の魅力を語った。
さらに、新キャラクターとして登場する落ち目の俳優・ブキャナンの声を担当するのは『昼顔』(17)から『映画妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!』(16)などで多彩な演技を見せる斎藤工。
20歳以上歳の離れた名優ヒュー・グラントの演技に声をあてたことに「あまり意識せず、自分の音色みたいなものには嘘をつかずに、感情を優先して演じたい」と語る彼は、その言葉通りブキャナンを熱演。怪しい笑みを浮かべるブキャナンの表情と、斎藤の低音ボイスがぴたりと合い、絶妙な緊迫感を漂わせている。
さらに、パディントンと一緒に暮らすブラウン一家のお父さん・ヘンリー役には古田新太、長女のジュディ役には三戸なつめと、こちらも前作に続いての登板。前作以上に楽しい吹替え版になっていることは間違いない。『パディントン2』は1月19日(金)から公開される。
文/久保田和馬