松坂桃李、今年最大の衝撃作『娼年』で“性の極限”に挑戦!|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
松坂桃李、今年最大の衝撃作『娼年』で“性の極限”に挑戦!

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松坂桃李、今年最大の衝撃作『娼年』で“性の極限”に挑戦!

「池袋ウエストゲートパーク」など、数多くの人気作を手掛けてきた作家・石田衣良が2001年に発表し、初めて直木賞の候補になった恋愛小説を、松坂桃李主演と三浦大輔監督のタッグで映画化した『娼年』が4月6日(金)より公開。センセーショナルな特報映像が解禁された。

2016年8月に同じく松坂桃李主演&三浦大輔演出で舞台化された本作は、演劇作品では極めて異例のR-15(15歳未満の鑑賞不可)というレーティングが付けられながらも、俳優陣が性表現の限界にチャレンジする内容が大きな話題となり、全公演が発売されるやいなや即ソールドアウトされる伝説の舞台となった。

今回の映画版では舞台で表現しきれなかったリアルな性描写と繊細な心理描写を映し出し、さらに大人向けのR18+(18歳未満の鑑賞不可)作品として、原作に綴られた美しくも鮮烈な物語の奥まで入り込んでいくのだ。

バイトに明け暮れながら退屈な日々を送る大学生のリョウが、秘密の会員制クラブを経営している女性・御堂静香の誘いで娼夫となる。様々な女性と身体を重ねながら、彼女たちの心の多くに隠された欲望や傷を優しく癒していくリョウは、次第に静香に想いを寄せるようになっていく。

メガホンをとる三浦といえば、劇団「ポツドール」を主宰し演劇と映画両方で輝かしい受賞歴を誇る実力派。彼が第50回岸田國士戯曲賞を受賞し自ら映画化した『愛の渦』では、乱交パーティに集った8人の男女の本性むき出しの人間模様を赤裸々に描き話題を集めた。本作でも生々しい人間ドラマに期待が持てそうだ。

また主演を務める松坂は、近作でその演技力に磨きをかけ、若手イケメン俳優から実力派俳優へと脱皮を図っている。今年はダークヒーローを演じた『不能犯』(2月1日公開)や、暴力団の抗争に巻き込まれていく若い刑事を演じた『虎狼の血』(5月12日公開)など話題作が目白押し。本作でも美しいルックスを活かした妖艶な雰囲気をスクリーンいっぱいに漂わせ、また新たな魅力をさらけ出してくれるに違いない。

文/久保田和馬

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