これが実写版『ピーターラビット』!躍動感あふれる特報映像で、草原を駆けめぐる!
全世界でシリーズ累計1億5000万部を売り上げたベストセラー絵本、ビアトリクス・ポター原作の「ピーターラビット」が、ハリウッドの手により実写映画化され、5月の日本公開が決定した。
物語の舞台は豊かな自然に囲まれたイギリスの湖水地方。青いジャケットがトレードマークのいたずら好きなうさぎ・ピーターと、自然を愛する心優しい女性ビアが暮らすお隣に、ロンドンから神経質そうな男性トーマス・マグレガーが引っ越してくる。両親のいないピーターにとって、ビアは唯一心を許せる女性だったが、マグレガーもビアに惹かれていき、彼らは突如ライバルに!
様々ないたずらを仕掛けてマグレガーを都会に追い返そうとするピーターに対し、マグレガーも大人げない行動で反撃を開始。そんな2人を暖かく見守るビアだったが、ある事件をきっかけにマグレガーがロンドンに戻ることになり、ピーターの心に変化が起こり始める…。
この度公開された特報映像では、緑がキラキラと輝く草原を駆けめぐるピーターが大きく飛び跳ねる姿も描かれており、最新のVFX技術によって躍動感たっぷりに表現されている。トレードマークである青いジャケットに腕を通す姿も、ファン必見だ。ピーターのほか、モプシー、カトンテール、フロプシー姉妹やベンジャミンなどの仲間たちもリアルなCGで描きだされるそうだ。
監督は『ANNIE アニー』などで知られるウィル・グラック。色鮮やかな花々に囲まれた、素朴でありながらもカラフルな世界を舞台に、原作者ポターの世界観を引き継ぎながら新たなドラマを創り上げた。
ビアを演じるのは、グラック監督とは『ANNIE アニー』でコンビを組んだ間柄であり、「X-MEN」シリーズで演じているモイラ役が印象深いローズ・バーン。マグレガーを演じるのは『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のハックス将軍役が話題となったドーナル・グリーソンで、ジェームズ・コーデン、デイジー・リドリー、マーゴット・ロビーら実力派キャストがCGで再現されたキャラクターたちに息を吹き込む。
原作シリーズにはピーターたちうさぎ以外にも“こねこのトム”、“あひるのジマイマ”、“ひげのサムエル”ら魅力的なキャラクターたちが多数登場するが、彼らが実写映画に登場するのか、そして新解釈で描かれる本編に原作のエピソードがどう生かされているのか、今後も注目していきたい。
文/編集部