今をときめく“おしゃれな農業”を映画で学ぼう!

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今をときめく“おしゃれな農業”を映画で学ぼう!

“ノギャル”(農業に励むギャルたち)という言葉も生まれるほど、農業ブームの今。雑誌やテレビで“カッコイイ農業”“農業はもうかる”などと取り上げられ、瞬く間に注目を集めるようになった。かつては、若者が就きたくない職業だったのにもかかわらず、いまや、あこがれの職業となりつつある。そんな時代を反映させたのが映画『ViVA!Kappe ビバ!カッペ』(4月3日公開)だ。

本作は、茨城県水戸市を舞台に、都会で夢に破れたヒロインが田舎での農業を通して、新しい自分を発見していく青春ドラマ。農業やあきらめかけた夢、そして、恋愛に悩む等身大の女性の姿を映し出す。

劇中、あぜ道を走るトラクターやビニールハウス、ウマ、稲を刈る鎌など、日本人には懐かしい風景が広がるが、その中でも現代だからこその農業スタイルも見せてくれている。

まずは農作業着。主人公のファッションを見てもらえれば一目瞭然だが、これこそ今はやりの“街でも使える農作業ファッション”だ。昔ながらの作業着ではなく、ポップで明るい原色をふんだんに用いて、若者たちに受け入れやすいコーディネートを展開。ヒラヒラスカートの下にはジーパン…ではなくて、もんぺのようなズボンがチラリ。これなら確かに街中を歩けるかも?

このほかにも、女性にはうれしいオーガニックメニューも披露。裏山で採れたばかりの新鮮な野菜を使った田舎料理の品々。まるで祖父母の田舎でおもてなしされたような気分だ。明日から晩ご飯メニューに加えたくなるほど、おいしそう!

日本の台所を支える農業。その厳しさも描きながら、新しい農業の在り方を感じさせてくれる本作。それにハマる若者はもちろん、今この瞬間も農業に奮闘する団塊世代の人たちにもぜひ、オススメしたい1本だ!【トライワークス】

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