エイリアン、ガメラ…銀幕の人気者が職人技で甦る!
アニメや映画のキャラクターのフィギュアから、チョコエッグのおまけやボトルキャップといった食玩、また、昨年行われた「阿修羅展」で発売され、すぐさま完売となった阿修羅像のミニチュアなど、その精巧な造形で国内外から絶賛を浴びるフィギュアメーカー「海洋堂」。同社の看板商品“リボルテック”の新シリーズとして、SFや特撮の怪獣やモンスターをラインナップした“特撮リボルテック”が登場する。
“リボルテック”は、フィギュアといえば固定ポーズのものを飾るだけという従来のイメージを覆した海洋堂の人気シリーズ。複数の箇所を可動にしたことで、さまざまなポーズを取らせたり、豊富な差し替えパーツによって表情を変えたりできたり…という単なるディスプレイモデルではない魅力をもつ。
4月1日(木)に発売となる第1弾は、H・R・ギーガーによるまがまがしいデザインが印象的な『エイリアン』(79)のエイリアンと、特撮と時代劇の華麗なる融合で今もなお人気を誇る『大魔神』(66)の大魔神。エイリアンは手足はもちろん、口や尻尾も可動するほか、その幼体であるフェイスハガーや卵といった付属品もつく。一方、大魔神は通常時と怒り時の顔をパーツ差し替えで楽しめるほか、付属の侍を手につかませることも可能で、簡単に映画のワンシーンを再現できる。
なお、5月1日発売の第2弾では、キュートな風ぼうでお茶の間の人気者になった『快獣ブースカ』(66-67)のブースカと、東宝特撮シリーズから『フランケンシュタイン対地底怪獣』(65)のバラゴンが、第3弾(6月1日発売)では、『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』(93)のジャック、金子修介監督による平成ガメラシリーズの第1作『ガメラ 大怪獣空中決戦』(95)で戦いを繰り広げたガメラと好敵手たるギャオスがラインナップされている。
リアルタイムでこれらのキャラクターに親しんだお父さん世代はもちろん、テレビやDVDでその魅力にふれた若い世代まで、手にした誰もが童心に帰れる同アイテム。世界の特撮史を手に取って学べる教材としても、さまざまな楽しみ方ができるはずだ。【トライワークス】