錦戸亮、ジャニーズ初の会見で流ちょうな英語で挨拶「死ぬほど緊張した!」

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錦戸亮、ジャニーズ初の会見で流ちょうな英語で挨拶「死ぬほど緊張した!」

映画『羊の木』(2月3日公開)に主演する関ジャニ∞の錦戸亮が1月31日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で行われた記者会見に出席。同協会で行われる会見への出席は、今回がジャニーズ事務所として初。錦戸は「Thank you very much for coming today」と流暢な英語で挨拶。「エンタテインメントでありながら、社会的側面もある映画。過疎化や移民などの問題を考えるきっかけになれば」との映画への熱い想いも英語で語り、外国人記者から歓声を集めた。

桐島、部活やめるってよ』(12)の吉田大八監督が、山上たつひこといがらしみきおによる同名漫画を映画化した本作。また、2018年1月31日以降、記者会見や舞台挨拶などでのジャニーズ事務所の所属タレント登壇時の写真がウェブサイトで使用可能となり、本会見はその決定後、初めての会見。錦戸がたくさんのフラッシュを浴びた。会見には吉田監督も出席した。

錦戸は、仮釈放された6人の“元殺人犯”たちに翻弄されていく市役所職員・月末を演じた。会見では、「普通の人を説得力を持って演じていた。どうやって存在感を消した?」との質問が上がった。

錦戸は「普段はきらびやかなステージに立たせてもらって、キャーキャー言ってもらえる場所もあるけれど、唯一ひとりで仕事をするのがお芝居の場所。そこに関してはアイドル的なことを出す必要はないなと昔から思っている」と役者業への思いを吐露。「僕らもこんなにきらびやかな世界におるっちゃ、おるんですけれど、家に帰ったら普通です。そういう側面もあるので、役作りで“キラキラしないでいよう”とはまったく思っていなかった」と語った。

「今日も流暢な英語だった。ハリウッド進出は?先生となるような、好きな海外俳優は?」と聞かれる一幕も。錦戸は「ジェイク・ギレンホールやデンゼル・ワシントン、ラッセル・クロウが好き。好きな映画を何度も観るんです。ハリウッドはいつか挑戦させてもらいたいけれど、いまのスピーチだけでも死ぬほど緊張したんです。語学力抜きに、使いたい俳優と言われたいです」と表情を引き締めた。また「結婚観は?」との直球質問を受けると、「いずれ惹かれる人がいたら、ひとつの選択肢だと思う。いまはまったく考えられない。いつかという夢みたいな感じの方が大きいかもしれない」と照れながらも、真摯に答えていた。

取材・文/成田 おり枝

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