巨匠チェン・カイコー監督が来日!日中平和友好条約締結40周年を記念する上映会に『始皇帝暗殺』『レッドクリフ』ほか名作がズラリ
日中平和友好条約締結40周年を迎えることとなる2018年だが、昨今は『君の名は。』『銀魂』などの日本映画が中国でも大ヒットしており、昨年末には日中合作の超大作映画『空海―KU-KAI― 美しき王妃の謎』(日本2月24日公開)が90億円を超える興行収入を記録。
こうした状況のなか、日中両国政府は映画製作を通じた交流を促進するため日中映画共同製作協定の締結に向けた準備を進めるなど、日本と中国の映画交流が大きな進展を見せるなか、文化庁の日中映画人交流事業の一環として2つの特集上映会を開催することが発表された。
2月22日(木)、23日(金)の2日間にわたって角川シネマ新宿で行われる第1弾「チェン・カイコー特集」では、『さらば、わが愛 覇王別姫』『始皇帝暗殺』などで知られる世界的巨匠、チェン・カイコー監督が来日を果たし、代表的な4作を35mmフィルム上映する回顧上映が行われる。こちらは2日間共にチェン・カイコー監督による舞台挨拶も実施される予定だ。
2月26日(月)~28日(水)の3日間、飯田橋・神楽座にて行われる第2弾「特集 日中の架け橋となった映画たち」では、中国で記録的ヒットとなり『マンハント』(2月10日公開)としてリメイクもされた高倉健主演作『君よ憤怒の河を渉れ』や「レッドクリフ」2部作、そのほか『山の郵便配達』『初恋のきた道』など、日中映画交流の歴史に名を刻んだ諸作品を上映する。
いずれ劣らぬ名作・ヒット作揃いとあり、ただでさえ映画ファンの注目が集まる本イベントだが、なんと、今回は文化庁と公益財団法人ユニジャパンの主催という事もあり、全作品が無料で上映されることに!詳細な上映スケジュールやチケットの入手方法については、東京国際映画祭公式サイト内の情報をチェックしてほしい。
中国でヒットした日本映画、日本で人気を博した中国映画、そして日中共同製作映画を通して日中の文化交流を振り返りながら、これからの日中映画交流への期待が高まる4日間になることは間違いないだろう!
文/編集部
【主催】文化庁、公益財団法人ユニジャパン
「チェン・カイコー特集」2月22日(木)・23日(金)
「特集 日中の架け橋となった映画たち」2月26日(月)~28日(水)
詳細は下記をチェック!
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