ゴジラ、3D映画でカムバック!2012年公開決定
長い間親しまれてきたゴジラが、ついに3D映画としてスクリーンに蘇ることが正式に決定した。
バラエティ誌によれば、『ダークナイト』(08)や『The Hangover』(09)などの大ヒット作を生み出してきたレジェンダリー・ピクチャーズとワーナー・ブラザーズが再タッグを組んで製作。タイトルは未定だが、『ゴジラ対ヘドラ』(71)の坂野義光監督や奥平謙二プロデューサーも総製作指揮を兼ね、東宝が日本の配給を担当。2012年公開に向けて製作を開始する。
1954年に東宝が生み出した『ゴジラ』は幾度となくリメイクされており、アメリカ公開の最新作としてはローランド・エメリッヒ監督作『GODZILLA』(98)が、全世界で約4億ドル(約360億円)のヒット。その後も、映画のみならずビデオや本などゴジラ人気は健在で、3D映画で新たなファンを取り込めると判断。また、モンスターを主人公にした『クローバーフィールド/HAKAISHA』(08) が、製作費わずか2500万ドル(22億5000万円)で約2億ドル(約180億円)も稼ぎ出したことで、モンスター映画のニーズがあると踏んだようだ。
ゴジラの3D映画化については、5年前くらいにも噂になっていたが、『アバター』(09)やアメリカで大ヒット中の『アリス・イン・ワンダーランド』で3D映画人気が定着してきた今、満を持しての正式発表となった。【NY在住/JUNKO】
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