元セックス依存症のM・ダグラス「性欲が衰えてから幸福になった」
タイガー・ウッズやサンドラ・ブロックの夫などのスキャンダルで、セックス依存症のリハビリ治療が再びクローズアップされているが、元祖セックス中毒セレブともいえるマイケル・ダグラス(65歳)は、さすがに加齢と共に性欲が衰えてきたそうで、そんな今が一番幸福な状態だという。
「たぶん、今の僕は昔よりも自分自身に満足しているんだろうね。昔のように強い性欲に突き動かされて行動するということはなくなった。それは、年齢のせいもあるし、幸福だからだと思う」「ついに僕も落ち着いたということなんだね。妻のキャサリン(ゼタ=ジョーンズ)と出会ったころから、意識的に物事を決断し、優先順位を考えるようになった。孫のような年齢の子供たちがいて、25歳年下の、絶頂期にある女優を妻に持つと、重要なものは自分ではなく、彼らになる」と英国版エスクァイア誌に語っている。
マイケル・ダグラスも最初の結婚は彼の度重なる浮気のせいで破たんしたが、娘のような妻と孫のような子供たちに囲まれ、ようやく普通のパパの幸福をかみしめているようだ。やはりセックス依存症の最高の治療薬は加齢なのかもしれない。【UK在住/ブレイディみかこ】
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