マット・デイモンが招き猫やエビフライと背比べ!?『ダウンサイズ』全国ご当地ポスターが登場
もしも、私たち人類が13cmほどの大きさになってしまったら?そんな奇想天外な発想を『サイドウェイ』(04)や『ファミリー・ツリー』(11)の、アレクサンダー・ペイン監督が映像化した映画『ダウンサイズ』が、いよいよ3月2日(金)に公開。それに先がけて、本作のユニークな“日本全国ご当地ポスター”が発表された。
ポスターでは、手のひらに乗りそうなサイズのマット・デイモンが日本全国を観光してきたと言わんばかりに、東京の招き猫、大阪のお好み焼きのへら、名古屋のエビフライ、北海道の木彫りのクマ、博多のとんこつラーメンといった全国津々浦々の名産品や縁起物と背を並べている。このシュールなポスターを見れば、13cmが一体どのくらいの大きさなのか一目で丸わかりだ。
本作における“ダウンサイズ”とは人口増加による環境破壊を防ぐために開発された技術で、人間を1/14サイズに縮小させてしまうというもの。しかも、体が小さくなることで生活費が圧縮され、誰もが大豪邸に住めてしまうほか、食費などが大幅に削減され、地球にやさしいだけでなく資産が82倍になるという。劇中では小さくなった人だけが住む街の様子も描かれ、その幸せそうな暮らしぶりは羨ましい限り!?
良いことばかりに思えるダウンサイズだが、実はそれなりにリスクもある。小さくなると二度と元のサイズには戻れず、体の組織以外は小さくできないため、金歯などを抜かずに施術を受けると頭が破裂してしまう危険も…。
マット・デイモン演じる主人公ポールは、低収入でストレスの多い生活に嫌気がさし、妻とともにダウンサイズを決意する。しかし、希望を胸に施術を受けたものの、彼に思いがけない運命が待ち受けていた。
もし、本当にダウンサイズできるとしたら自分ならどうするか?そんなことをポスターを眺めて考えながら、本作への期待を高めてみてはいかがだろう?
文/トライワークス