フランシス・マクドーマンド、パジャマにスリッパで豪快なスピーチ!

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フランシス・マクドーマンド、パジャマにスリッパで豪快なスピーチ!

現地時間3日、カリフォルニア州サンタモニカで「インディペンデント・スピリット賞」の授賞式が開催され、『スリー・ビルボード』(17)のフランシス・マクドーマンドが主演女優賞の栄冠に輝いた。フランシスは本作のミルドレッド・ヘイズ役で、数多くの主演女優賞を受賞している。

先月行われた英国アカデミー賞授賞式で、ほとんどの出席者が黒衣だった中、赤いドレス姿で登場したフランシスの受賞は、鮮烈な印象を残した。ところが今回の授賞式では、なんと濃紺のパジャマに部屋履き用のスリッパ、加えてすっぴんという姿で登場し、前回とは別の意味で人々を驚かせた。

受賞スピーチで登壇したフランシスは、「このマイクの前に立たせてもらって、またしても驚いています。皆、クレイジーなのかしら?今日は私、罰当たりなことを言ってもいいですかね?」「この2か月間、罰当たりな卑語を我慢するのがどんなに難しかったか、皆さんにわかります?なぜって映画賞イベントが、“ファッキン”長く続くからですよ!」と、発言。堂々と“罰当たりな卑語”を使うフランシスに、会場からは笑いと拍手が巻き起こった。

フランシスは、自分は普段から卑語の使用が多いと前置きし、「(『スリー・ビルボード』 の)マーティン・マクドナー監督は、『文章にぴったりの場所にはまる“ファッキン”は、他に言い換えできない言葉だ』ってわかってましたよ」と、歯切れよく語った。

「インディペンデント・スピリット賞」は製作予算2000万ドル(約21億円)以下の映画が対象なので、授賞式もカジュアルな雰囲気だ。会場がビーチに面した特設スペース内とあって、フランシスは「ビーチ・パーティだったらこんな格好かな?って」と、自分のパジャマとスリッパを指さして笑いを取った。そして、「今後さらにインディペンデント映画を作るために、我々はどのぐらい資金を残せたのかについて考えています」との言葉で、スピーチを締めくくった。

UK在住/シャオ

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