マーゴット・ロビー、レオ&ブラピ共演のタランティーノ監督作に出演!?

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マーゴット・ロビー、レオ&ブラピ共演のタランティーノ監督作に出演!?

クエンティン・タランティーノ監督作品『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(原題)』に、マーゴット・ロビーが出演をオファーされているという。本作はレオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットの共演で話題を集めているうえ、『パルプ・フィクション』(94)に近い作風になるとも言われており、注目度の高い作品だ。

物語の舞台は、1969年のロサンゼルス。かつてTVスターだったリック(ディカプリオ)と、リックのスタントを務めてきたクリフ(ピット)の2人は、ハリウッドに返り咲こうと試みる。しかしヒッピー全盛期のハリウッドは、彼らの見知らぬ世界と化していた。そんな中、リックの隣に住む有名女優のシャロン・テートが惨殺される事件が起きる…。

当時人気上昇中だった女優、シャロン・テートの殺害は、実際にあった出来事だ。1968年にロマン・ポランスキー監督と結婚し、当時妊娠8か月だったシャロンは、カルト教団「マンソン・ファミリー」の信徒の手にかかり非業の死を遂げた。このシャーロット役が、マーゴット・ロビーにオファーされている最中なのだ。

本作は、シャロン・テートの死後50年となる2019年8月9日に公開を予定しているという。しかし、シャロン・テートの妹・デボラは、このことに非常に立腹しており、「(セレブリティは)お金が払われることなら、何でもお構いなしね。実の家族や今も生きている被害者たちに、ひどい苦痛を与えてるのに。あいつらにはどうでもいいことなのよ!」と、監督や俳優たちへの怒りを露わにしている。デボラは2014年に、ポランスキー監督との共著で、伝記「シャロン・テート:リコレクション」を出版しており、姉への思いは人一倍だ。撮影前から穏やかならぬ雰囲気の作品だけあり、ロビーがシャロン役を引き受けるかどうかが気になるところだ。

UK在住/シャオ

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