木梨憲武、“オオカミバンド”MAN WITH A MISSIONに電撃加入…「みなさんのおかげでした」放送終了で決断か
去る2018年4月1日午前0時、人気ロックバンドMAN WITH A MISSIONの公式Twitterへの投稿で、1枚の写真と共に衝撃的な発表がされた。
そこにはメンバー5匹に紛れて、柴犬の被り物をしたとんねるず・木梨憲武の姿が。なんと木梨は、6匹目のメンバー「イヌヤシキ・イチロー」としてMAN WITH A MISSIONに加入するというのだ。
1988年にスタートした前身番組「とんねるずのみなさんのおかげです」から足かけ30年続いた伝説のバラエティ番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」放送終了1週間が経ったいま、木梨が次なるタレント活動として選んだのは、まさかのロックミュージシャンだった。
関係者によると木梨は「ボーカルとしてやっていきたい。ライブ中は犬屋敷として、上手から下手へ飛びまわり、MAN WITH A MISSIONの素敵な音楽に馴染んでいきたい」と語っているそうだ。
一般視聴者に相当なショックを与えるに違いない今回の発表だが、これまで「とんねるず」を応援してきたファンにとっては、不思議と違和感がないのではなかろうか。
それもそのはず、木梨は石橋貴明とともに取り組んできた数々の音楽活動でも常々美声を披露。特に歌い上げるタイプの「情けねえ」「一番偉い人へ」などでは、秋元康が手掛けたシリアスな歌詞と、後藤次利による変化の激しいメロディをプロの歌手顔負けの歌唱テクニックで歌い上げ、大ヒットに導いた。
NHK紅白歌合戦には、とんねるずを含め、憲三郎&ジョージ山本、野猿名義で計4回出場しており、生前の美空ひばりとも交流を持っていたことで知られている。
このような事情から今回の発表には非常に納得のいく部分があったようで、ファンの混乱は最小限に留まっている(この発表の裏で、木梨の親友である元チェッカーズ・藤井フミヤが暗躍している可能性も大いに考えられるだろう)。
もちろん、これは憶測に過ぎず、芸能界に一時代を築き上げた木梨が何故、自身の主演映画『いぬやしき』(4月20日公開)に主題歌「Take Me Under」を提供したMAN WITH A MISSIONに加入しようと考えたのか、その詳しい思惑や経緯は不明だ。
しかし、ミュージシャンとしての経験も豊富な木梨がMAN WITH A MISSIONのメンバーとして歩んでいく新たな道のりを(例えそれが“いぬ”から“オオカミ”へと変わってしまうものだとしても)、映画『いぬやしき』ともども応援していきたい。
…というわけで、これは本作の主題歌をMAN WITH A MISSIONが歌うことからコラボが実現した、エイプリルフールのフェイクニュースで「した!」。
文/編集部