新田真剣佑、“アニキ”東出昌大に会った瞬間ハグ!「抱きつくしかない!」
映画『OVER DRIVE』(6月1日公開)の完成披露舞台挨拶が4月17日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、東出昌大、新田真剣佑、森川葵、北村匠海、町田啓太、要潤、羽住英一郎監督が登壇。兄弟役を演じた東出と新田が、劇中同様に固い絆を育んだことを明かした。
自動車競技のラリーの世界を舞台に、若者たちの熱い絆と愛を描く本作。メカニック担当の主人公・篤洋を東出、その弟で天才ドライバーの直純を新田が演じる。
東出は「羽住組は楽しみながら映画を撮る、お祭りのような一体感を持って映画を撮る組だった」とチームワークを述懐。「監督の言う『バカになれ』という言葉が好き。役者バカ、バカ正直など、バカになることってすごく強い。そこにはウソがない」と羽住の空気感を大いに楽しんだという。
舞台挨拶の前に実施されたレッドカーペットイベントでも東出と新田がハグを交わすひと幕があったが、東出によると「年を重ねると壁を作ってしまいがち。でも太陽のような真剣佑は会った瞬間、いきなりハグをしてきて『アニキよろしくな!』と言ってくれた」と本作での出会いもハグから始まったそう。「真剣佑の朗らかさに助けられた。共演者に恵まれた」と弟を演じた新田に感謝しきりだった。
一方の新田は「台本を読んだ瞬間、これはもうアニキに抱きつくしかないと思った」と東出を見つめながらニッコリ。「メカニックっていうと、地味なイメージがあると思う。でもアニキがかっこよくしてくれた」と語り、「ドライバーとメカニックの両方に光が当たる映画は、いままでにないと思う」と完成作に胸を張っていた。
森川は「熱いなぁ、いい意味でバカだなぁって思っていた」と東出&新田の絆に惚れ惚れとし、「なにかあるたびにハイタッチしたり、ガシッと抱き合ったりしていた。みんなでバカをやっているいい現場だなと思っていました」と男たちの輝きを目にしたことを語っていた。
取材・文/成田 おり枝