「あの子は誰?」と小悪魔的なかわいさが話題を呼んだ“松本まりか”が気になる!
テレビドラマ「ホリデイラブ」で仲里依紗演じるヒロインの夫の浮気相手を演じ、そのあざといまでのかわいさが話題を呼んだ女優・松本まりか。現在公開中の『聖なるもの』でもその“魔性”のかわいさを見せつけている。
2000年にNHKのテレビドラマ「六番目の小夜子」で女優としてデビューし、舞台や映画などを中心に、2017年には『愚行録』や『はらはらなのか。』など6本の映画に出演した彼女。ドラマでは「カルテット」最終話、「先に生まれただけの僕」などに出演し、話題になった。さらに、ゲーム「FINAL FANTASY X」のリュック役や、アニメ「蒼穹のファフナー」のヒロインの遠見真矢役、アニメ「シュガシュガルーン」のショコラ役など声優としても活躍しているので、その声に聞き覚えがある人も少なくないだろう。
本作は、大学の映画研究会に所属する主人公・岩切(岩切一空)が、4年に一度現れるというまるで都市伝説のキャラクターのような黒髪の少女に見初められ、彼女をヒロインに映画の撮影に挑む姿を描くフェイクドキュメンタリー。松本が演じるのは物語の後半に登場する謎の女性・松本。
勝手に家に入り込んで映画の撮影をする岩切らを責めることなく、快く受け入れ、撮影の手助けをする。監督で主演の岩切一空は“主人公にとって優しい母親のようなイメージ”というように、彼女の持つふんわりとした温かさが感じられつつも、ミステリアスな役となっている。
松本の出演シーンは少ないが、ヒロイン役の南美櫻、大学のサークルの後輩役の小川紗良に次ぐ“もう1人のヒロイン”と位置づけられているのも納得の存在感を発揮している。テレビドラマで見せたような“小悪魔”的な魅力とは違う、彼女の姿もぜひ確認してほしい。
文/トライワークス
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