吉田羊、大久保佳代子にホイップキス!恋愛映画は「たぶんもうない」と自虐も
鈴木おさむが初めて監督に挑んだ映画『ラブ×ドック』(公開中)の公開記念舞台挨拶が5月12日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、吉田羊、野村周平、玉木宏、大久保佳代子、広末涼子、成田凌、篠原篤、唐田えりか、鈴木おさむ監督が登壇。吉田が、この日47歳の誕生日を迎えた大久保に“ホイップキス”をお見舞いした。
本作は恋愛下手な女性パティシエが、遺伝子レベルで恋愛を操作するクリニック“ラブドック”によって本当の幸せをつかもうとする姿を描くラブコメディ。恋愛ストーリーで映画単独初主演を果たした吉田は「昨日の公開初日に渋谷のレイトショーで観て参りました」とお忍び鑑賞をしたことを明かしつつ、「“吉田羊主演の恋愛映画”という、それこそがファンタジーのような奇跡を叶えてくださったみなさんに心から感謝します」と周囲に感謝しきり。
さらに「初めてやったことがたくさんある。この先、恋愛映画を私がやることはたぶんもうないと思うので貴重な機会をいただいた」と恋愛ものに消極的な発言をして、キャスト勢から「えー!やるでしょう」と背中を押される一幕も。吉田は「みんな優しいな」と顔をほころばせていた。
劇中で“キス”が重要な要素となることから、登壇者陣が理想のキスシチュエーションを発表することになると、吉田は「髪型を変えた時に『髪、切ったの?かわいいじゃん』って(髪を)さわりながら引き寄せてチュってやられるやつ」と照れ笑い。大久保は「しゃがんで、ツードアの冷蔵庫からポン酢を探しているところに、『ポン酢なかったっけ?』と振り返った時にされるキス」と妄想。「ちょっと野村くん」と野村を呼び出してキスの実演に巻き込んだ大久保だが、実際に野村から寸止めキスをされると大照れだった。
またこの日は、大久保の誕生日当日となり、サプライズで大久保の愛犬“パコ美”をイメージした“ラブドッグ”ケーキが登場。劇中で、頬につけたホイップクリームにキスするシーンがあることから、吉田が人差し指で大久保の頬にクリームをペタリ。「行きます!」と宣言して、大久保の頬についたクリームにキスをした。誕生日になった瞬間は「黒沢(かずこ)と手島優からしかメールが来なかった」という大久保は「男性がいるじゃないですか!なんで羊さんなの!」と言いながらも、「うれしい」と楽しそうな笑顔を見せていた。
取材・文/成田 おり枝