草なぎ剛が“クソ野郎”に続いて父親役に!直木賞作家・西加奈子「まく子」が映画化
『きいろいゾウ』(13)や『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン』(14)の原作者として知られる西加奈子が「サラバ!」で第152回直木賞受賞後に発表した「まく子」が、このたび映画化されることが決定した。
本作は小さな温泉街に住む小学5年生の慧が、不思議な魅力を持つ美少女・コズエと出会い、彼女の大きな秘密を知ることで今まで見てきた世界や日常が優しく塗り替えられていく思春期ならではの成長物語。
主人公の慧を演じるのは、現在中学3年生の新鋭・山崎光。2013年に公開された『真夏の方程式』で物語の鍵を握る少年を演じるなど、数々の話題作に出演してきた山崎が、14歳にして映画初主演を務める。
また、不思議な魅力を持つ美少女・コズエ役には注目の若手女優・新音が抜擢。これまでRADWIMPSの「狭心症」のミュージックビデオや、第68回ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門に正式招待作品として選ばれた『Blue Wind Blows』(18)に出演した彼女が、2作目の映画出演を果たす。
さらに慧の父親・光一役を昨秋に「新しい地図」として始動し、4月に公開されたオムニバス映画『クソ野郎と美しき世界』が大ヒットを記録したことも記憶に新しい草なぎ剛。そして慧の母親・明美役を現在放送中のNHK連続テレビ小説「半分、青い。」で20年ぶりの朝ドラ出演が話題となっている須藤理彩に決定した。
『くじらのまち』(12)で第34回PFFアワード2012グランプリとジェムストーン賞をダブル受賞し、国内外で高い注目を集めた気鋭の女性監督・鶴岡慧子がメガホンをとる本作は、すでにクランプアップを迎え8月の完成を予定。続報に期待したい。『まく子』は2019年から全国公開される。
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