宮野真守「いままでにないゴジラ映画」と自信!キスシーンお披露目に動揺も

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宮野真守「いままでにないゴジラ映画」と自信!キスシーンお披露目に動揺も

ゴジラ映画史上初のアニメ―ション映画となる劇場版3部作の第2章『GODZILLA 決戦機動増殖都市』(公開中)の公開記念舞台挨拶が5月19日にTOHOシネマズ新宿で開催され、宮野真守、櫻井孝宏、諏訪部順一、小澤亜李、静野孔文監督、瀬下寛之監督が登壇。宮野が「いままでにないゴジラ映画だと感じてもらえると思う」と完成作に自信を見せた。

2万年もの間、地球を支配してきたゴジラと、彼らと対峙する人類との戦いを描く本作。体高300メートルを超える歴代最大のゴジラ“ゴジラ・アース”を倒すため、シリーズ不動の人気を誇る“メカゴジラ”が、人類最後の希望として新たな姿で現れる。

主人公・ハルオを演じる宮野は「ゴジラシリーズへのリスペクトを込めてつくった作品」とコメント。「観たことのない世代の方にとっても、ゴジラに触れるきっかけになれたのかなと思う」と第1章の公開を振り返りながら、「第1章と違う感動。心への訴え方ができたと自信を持ってお伝えできる。キャラクターたちの内面性にフューチャーできた」と力強く語った。

続いてメトフィエス役の櫻井が「みなさんの期待を裏切らない、とんでもないものになっている」と語れば、ガルグ役の諏訪部も「圧倒的な迫力を持ってお楽しみいただけるものになっている」、ミアナ役の小澤も「普段、人が戦わないものを好んで観ている私もすごく楽しかった」と笑顔を弾けさせるなど、それぞれが並々ならぬ完成作への手応えを明かしていた。

人間ドラマも見どころとなるそうで、宮野によると「ひと波乱、ふた波乱、たくさん波乱します」とのこと。印象的なシーンがいくつかスクリーンに投影されるひと幕もあり、ハルオとユウコのキスシーンが大スクリーンに映し出されると、宮野は「内緒だし!映すなし!」と動揺。ユウコがハルオをグッと引き寄せてキスするシーンとなるが、小澤は「ラブに“切ない”はつきもの。胸熱なシーン」、宮野も「こういうシーンが描かれるのが第2章の特徴」と解説していた。

にぎやかにトークを繰り広げたが、宮野は「楽しんでこうやってお話しできるのも、チーム感のよさ。自信を持ってお届けできるものがつくれた証拠」とニッコリ。「いままでにないゴジラ映画だと感じてもらえると思う。“種族間”というテーマを受け取ってほしい」と語りかけていた。

取材・文/成田 おり枝

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