『アバター』にまたもや盗作疑惑!? 著作権侵害で訴えられる

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『アバター』にまたもや盗作疑惑!? 著作権侵害で訴えられる

ジェームズ・キャメロン監督の大ヒット作『アバター』(08)にまたもや盗作疑惑が浮上! 今年3月に中国人作家が盗作されたと訴えを起こしたのは記憶に新しいが、今度はサンディエゴ在住の女性が訴訟に踏み切った、と報じられている。

訴訟を起こした作家のケリー・ヴァンの主張によれば、『アバター』が、2003年に彼女が出版した『Sheila the Warrior: The Damned』に酷使しているそう。「お尻まで伸びた長い髪の毛に始まり、舞台設定や内容、構成、ビジュアルなどのアイデアを盗作した」として、著作権侵害の罪でプロデューサーらを訴えた。

これについて製作側の20世紀フォックスはハリウッド・レポーター紙に対して、「キャメロン監督が同作の脚本を書き始めたのは、彼女の著作本が出版されるよりずっと前なのはもちろんのこと、彼女が執筆をはじめる前のことで、この訴訟はまったく根拠のないものです」と正式に、盗作疑惑を否定するコメントを出している。

確かに同作の構想期間は10年以上前からと言われており、訴訟が取り下げられる公算が高そうだが、いずれにしても、ケリーの著作本も大いに世間の注目を集めることになりそうだ。【NY在住/JUNKO】

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