和食大好きデイヴィッド・ベッカム、長男連れで東京の高級寿司店へ
大の寿司、刺身好きで知られるデイヴィッド・ベッカムが22日、長男のブルックリンを連れて、東京・銀座にある「すきやばし次郎」を訪問した。ミシュランの3つ星に輝く同店は、2014年のバラク・オバマ大統領訪日時に、安倍首相との会食に利用されたことでも知られる高級店だ。
カウンター越しには、“ミシュラン最高齢の3つ星シェフ”である御年92歳の鮨職人、小野二郎氏が立っており、ブルックリンは19歳にして、最高級の寿司を味わったそうだ。小野二郎氏の存在は、アメリカのドキュメンタリー映画『二郎は鮨の夢を見る』(11)で世界に知られるところとなった。同作はベルリン国際映画祭やトライベッカ映画祭にも出品され高い評価を得ており、北米での興行成績もよかったことから、「すきやばし次郎」の名声も世界の食通の間にも一気に広まったようだ。
同店での写真や動画をインスタグラムに投稿したブルックリンは、「約束通り、ダディがここに連れてきてくれた。最高に素晴らしいディナーで僕を驚かせてくれたよ…本当にありがとう、ジローサン」と、ハートマークの絵文字入りでキャプションを添えていた。しかし、寿司マニアのデイヴィッドが1食分で満足するわけはなく、ミシュラン2つ星の寿司屋「海味」にも息子を連れて訪問。寿司はもちろん、職人の握りパフォーマンスも楽しんでいた。
ベッカムのインスタグラムには、ブルックリン以上に大量の東京観光写真が投稿されているが、とにかく海鮮物、特に大好物のウニの写真が多いのが印象的だ。ブルックリンを連れて築地市場にも見学に行ったようで、競りやまぐろの解体を見学している様子や、市場内の庶民的な寿司屋に入って、店外で待つ人々の注目を浴びている様子なども動画に収められている。美術大学に通う息子のためを思ってか、現代美術家の村上隆氏を訪問したり、早稲田にある草間彌生美術館を見学したりと大忙しで、父子での東京観光を満喫したようだ。
UK在住/シャオ