アベンジャーズ&デップーの悪役俳優ジョシュ・ブローリンが、巨大山火事に立ち向かうリーダーに!

映画ニュース

アベンジャーズ&デップーの悪役俳優ジョシュ・ブローリンが、巨大山火事に立ち向かうリーダーに!

最近では『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(公開中)のサノスや『デッドプール2』(公開中)のケーブルなど、ヒーローたちと対立する役のイメージが強いジョシュ・ブローリン。そんな彼が、熱くて頼れる“森林消防隊”の隊長エリック・マーシュを演じる、実際に起きた山火事を題材にした映画『オンリー・ザ・ブレイブ』が6月22日(金)より公開される。そのマーシュ隊長が新人隊員に森林消防隊独自の消火方法を伝える、いまにも炎が迫ってきそうな驚愕の本編映像が到着した。

危険な山火事の消火に挑む男たちを描いた『オンリー・ザ・ブレイブ』は6月22日(金)より公開
危険な山火事の消火に挑む男たちを描いた『オンリー・ザ・ブレイブ』は6月22日(金)より公開[c] 2017 NO EXIT FILM, LLC

ジョシュ・ブローリンは元消防隊員だった!

ジョシュが演じるマーシュ隊長は経験豊富で洞察力に優れ、抜群の統率力で個性的な隊員たちをまとめ上げる、まさに理想のリーダー。しかし、仕事に誠実という側面の一方で、家庭を大事にする妻との距離感に悩みを抱え、その哀愁漂う姿には共感する人も少なくないだろう。実は20代の頃、ボランティア消防隊で3年間も消火活動を経験していたというジョシュ。時に厳しく、時に優しい一面をのぞかせる、屈強な男たちの父親的存在を等身大で体現している。

【写真を見る】サノスやケーブル役のジョシュ・ブローリン(真ん中)が頼れるリーダーに!
【写真を見る】サノスやケーブル役のジョシュ・ブローリン(真ん中)が頼れるリーダーに![c] 2017 NO EXIT FILM, LLC

火をもって火を制す森林消防隊とは?

日本ではあまり聞き慣れない“森林消防隊”という言葉だが、山火事が多発するアメリカではごく一般的な職業といえる。山岳地帯での火災は、市街地火災とは違い、消火栓がなくポンプ車も入らないため放水による消火は難しい。そこで、森林消防隊員たちはチェーンソーやスコップを持って山や森を練り歩き、草木を切り倒したり、穴を掘って塹壕を作ることで火の手が広がらないよう務めている。さらに、解禁映像でも描かれているように、あえて草木を燃やすことで迎え火を作り、山火事と相殺させることで消火することも。いずれにせよ、森林消防隊にとって必要なのは重い装備を持ち歩く体力に火や風向きを予想する観察力、何より危険な火の海に飛び込んで行く勇気だ。

チェーンソーで草木を伐採し、スコップで塹壕を作りながら山火事を消化する
チェーンソーで草木を伐採し、スコップで塹壕を作りながら山火事を消化する[c] 2017 NO EXIT FILM, LLC

また、森林消防隊にはクラスがあり、現場での指揮権を持つのが精鋭部隊“ホットショット”。農務省の管轄下に置かれる彼らはいわゆるエリートで、消防界のネイビーシールズみたいなもの。一方、マーシュ隊長が率いるは地方自治体に所属する消防団で非エリートの男たち。劇中では、彼らがエリートに指揮権を奪われる悔しさをバネに厳しいトレーニングに励み、ついに地方自治体レベルとしては初めてホットショットに昇格する姿が描かれる。

屈強な男たちを抜群のリーダーシップでまとめあげるマーシュ隊長
屈強な男たちを抜群のリーダーシップでまとめあげるマーシュ隊長[c] 2017 NO EXIT FILM, LLC

大迫力の火災シーンはもちろん、マーシュ隊長はじめ隊員たちの熱いドラマにも胸が高まる本作。大切な家族や仲間を守るため、山火事に挑み続ける男たちの勇姿をぜひその目に焼き付けてほしい!

文/トライワークス



関連作品