テロ予告にストーカー逮捕…ジョージ王子の学校の警備体制は?

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テロ予告にストーカー逮捕…ジョージ王子の学校の警備体制は?

昨年11月、ジョージ王子が通う小学校を標的にし、テロ攻撃を示唆した男が逮捕された。メッセージアプリに脅迫的な投稿をした男はISの支持者で「たとえロイヤル・ファミリーでもただではおかない」というメッセージとジョージ王子の写真、そして王子が通っている小学校の住所を書き記していたとして、世間を震撼させた。先月31日の英CNNの報道によると、2週間にわたって行われた裁判の結果、男には有罪判決と懲役刑が言い渡されたという。この事件の少し前には、ジョージ王子のストーカーが逮捕された事件も起こっていたが、ジョージ王子の通う小学校には、どのような警備態勢が敷かれているのだろうか?

ジョージ王子の通うトーマス・バタシー校には、王子専属の覆面警護官が最低2名は常駐しており、王子が校庭で遊ぶ時などは、所定の場所から双眼鏡での監視を行っているという。高額な私立校だけあり、学校自体のセキュリティ対策も充実しているそうで、玄関には強化ガラスを使用し、訪問者の顔認証が行えるセキュリティカメラが設置されている。不審人物が侵入した場合は、2メートル以上の高さがある鉄の校門がロックされ、侵入者を逃がさない仕組みになっているそうだ。

とはいえ、ウィリアム王子とキャサリン妃からは、さらなるセキュリティ強化が要請されているという。たとえば、王子の小学校の監視が常に可能な場所に居宅を用意し、王子の小学校卒業まで、複数の専属警護官を常駐させるといったアイディアだ。学校周囲のいくつかの部屋は既に賃貸契約済みで、そのうちの1つは、校庭の監視に最適の場所だという。英王室がメトロポリタン警察に対して支払っている警備費用は、年間1億2000万ポンド(約176億6000万円)とされているが、今後もジョージ王子には、多くの安全対策費用が必要になるだろうということだ。

UK在住/シャオ

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