いつもと違う!大泣きシャーロット王女とご機嫌なジョージ王子に熱視線
9日に行われたエリザベス女王の92歳の祝賀式典では、バッキンガム宮殿のバルコニーにロイヤル・ファミリーが一堂に会し、お目見えを待つ人々からの大歓声を受けた。主役のエリザベス女王はもちろんのこと、メーガン妃の“初バルコニー”も注目の的だったが、ひときわ目立ったのはジョージ王子とシャーロット王女の姿だ。
この日のジョージ王子は、縁取りのついた白のポプリンシャツ、シャーロット王女はブルーの花柄ワンピースと、おなじみのクラシックなファッションで登場。繊細で恥ずかしがり屋のジョージ王子に対し、人目を恐れず堂々と振る舞うシャーロット王女という対照的なキャラクターで知られている兄妹だが、今回はいつもと違う一面も垣間見えたようだ。
大勢の親戚や従姉に囲まれていたせいか、あるいは大好きな飛行機がたくさん見られたからか、ジョージ王子はいつもと違い、とてもリラックスしていたようだ。航空ショーでは終始熱心な表情で、隣にいた6歳の従姉アイラに本を見せている姿や、軍機に向かって笑顔で手を振る様子も見られた。国歌が演奏されている時はご機嫌で何か喋っていたようで、隣にいた7歳の従姉、サバンナ・フィリップスに口をふさがれてしまう一幕もあった。
ジョージ王子の従姉のサバンナ・フィリップスは、アン王女の長男ピーター・フィリップスの第1子で、エリザベス女王にとっては初のひ孫にあたる。現時点で女王のひ孫は、サバンナと妹のアイラ、ミア・ティンダル、そしてジョージ王子とシャーロット王女、ルイ王子の計6人だ。サバンナとジョージ王子の後方に立っていたウィリアム王子は、はしゃぎすぎるサバンナとジョージ王子が気が気でなかったらしく、渋い表情で子供たちを見下ろしている場面が映像にも捉えられている。
シャーロット王女はいつもと変わらず、拍手をしたり航空機に手を振ったりしていたが、ショーの最中でバランスを崩し、後方に倒れてしまうハプニングがあった。しかし、後ろに立っていたキャサリン妃がすかさず支え、驚いて大泣きするシャーロット王女を抱き上げて慰めると、王女はすぐに落ち着きを取り戻した。その後は引き続き航空ショーを鑑賞し、国歌の流れている最中は、指揮者の真似をするサバンナにつられてか、手でリズムを取っている姿も見られた。従姉とはしゃぐ王子と王女の楽しげな様子はまた一層可愛らしく、人々の気持ちをなごませていたようだ。
UK在住/シャオ