新田真剣佑、上海で海外映画祭デビュー!『OVER DRIVE2』宣言にファン大興奮【写真15枚】
東出昌大と新田真剣佑を主演に迎え、最も過酷な自動車競技“ラリー”の世界にすべてをかける若者たちの熱い絆と愛を描きだした『OVER DRIVE』が現在公開中だ。世界最高峰のラリー競技・WRCを目指す天才ドライバーの弟と、真面目で確かな腕を持ち、チームに貢献するメカニックの兄の兄弟を軸に、彼らの確執に秘められた過去とチーム全員を巻き込む試練が描かれていく本作。このたび世界12大映画祭のひとつ、第21回上海国際映画祭(SIFF)に招待され、6月16日のレッドカーペット、翌17日の公式上映と舞台挨拶に参加するため、羽住英一郎監督と、弟・直純役の新田真剣佑が現地入りした。
虹橋(ホンチャオ)空港には待ち受けていた現地のファン200人以上が殺到し、2人が到着出口に現れるやいなや「まっけーん!」と大歓声が空港に響き渡った。ファンたちは、手作りのうちわや新田の大好物であるタピオカミルクティ持参で上海入りを歓迎。2人は現地の熱狂ぶりに驚きつつも、車に乗り込む最後までファンとの交流を楽しんだ。
その後向かったのは「上海オペラハウス」。毎年ここでは上海国際映画祭のオープニングを飾るレッドカーペットが行われているが、ハリウッド大作にも出演し世界からも注目を集める新田にとって記念すべき海外映画祭デビューとなる今回は、全世界からメディア300人以上が集結。注目度の高さをうかがわせた。
深紅のカーペットに登場した新田は煌びやかな衣装に身を包み、初めての海外映画祭とは思えないほど堂々とした態度。カーペット上では「国境を越えてこの熱い映画は必ず心に届くと思うので、国を問わずより多くの方々に楽しんでもらえたらうれしい」と語り、さらに今回参加できなかった東出に向かって「兄貴~!兄貴がいたらもっと楽しかったけど、でも兄貴の分まで楽しんでます!」と呼びかける一幕も。
翌17日には、1928年に建立された中国最古の映画館である「上海大光明電影院」にて、本作のインターナショナルプレミアでもある公式上映と、上映後の舞台挨拶が行われた。上海での人気ぶりは凄まじい勢いで、当日は1200席が満席。本編上映中にも新田の登場シーンでは歓声が沸き、クライマックスでは涙を流すファンが続出するなど、会場は熱気に包まれていた。
上映後、拍手喝采となった場内に2人が登場すると劇場のボルテージは最高潮に。熱烈な歓迎を受けたあと、舞台上で新田は「次は上海で運転してみたい!」と語り、羽住監督も「次は『OVER DRIVE2』で上海ラウンドを撮りたい。そのためにも、中国で大勢の方たちに観てもらえたら嬉しいです!」と“続編宣言”まで飛びだした。
その後、相次ぐ質問に答えながらファンたちとの交流を楽しんだ2人は、最後に感謝の気持ちを述べ、大盛況のうちに舞台挨拶は幕を閉じた。ついに世界に羽ばたきはじめた『OVER DRIVE』、今後の世界展開にも注目したい。