大泉洋「酔うと相撲を取っちゃう!」気になる勝敗について井上真央から意外すぎる回答
数々の演劇賞に輝いた舞台を映画化した『焼肉ドラゴン』の初日舞台挨拶が6月22日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、真木よう子、井上真央、大泉洋、桜庭ななみ、大谷亮平、大江晋平、鄭義信監督が登壇。大泉が「相撲を取った!」と共演者のキム・サンホとの交流を明かすも、井上が「相手にもされていません」とバッサリ。意外な勝敗の行方に大泉も会場も大爆笑となった。
本作は、高度成長期の真っ只中の昭和45年を舞台に、小さな焼肉店を営む家族が時代の波に翻弄されながらも力強く生きる姿を描く人間ドラマ。
日韓の俳優たちが集い、絆を育みながら撮影に臨んだというキャスト陣。父親役のキム・サンホがキャンペーンで来日した際には、大泉や井上らも一緒に会食を楽しんだという。大泉は「えらい飲んで。大変だったんですよ」とベロベロに酔っ払ったそうで、「私は酔っ払うとなぜか相撲を取っちゃう。韓国対日本で相撲を取っちゃった」と告白。井上は「しっかりと動画に収めました」と見守り役となったことを明かした。
大泉は「俺、覚えてないんだけど、勝敗はどうだったの?」と記憶にないそうで、井上が「勝敗というか…。“ジャパニーズ相撲”、“ジャパニーズ受け身”って言って、ひとりでやっていた。アボジ(お父さん)はまったく見ていなかったです!」と実は大泉の独り相撲だったことを語ると、大泉は「相撲、取ってないの!?」と目を丸くして、会場も大爆笑。
大泉は「ええ!?日韓の対決は実現していないの!?」と納得のいかない様子で、井上が「相手にもされていません。でも私はおもしろかったですよ」とフォローしたものの、「俺はジャパニーズ相撲を伝えたかったのに」とがっくりと肩を落としていた。
仲のよい様子を見せたキャスト陣だが、3姉妹を演じた真木、井上、桜庭も本当の姉妹のような時間を過ごしたそう。真木も井上も「かわいい」と桜庭を妹のように見つめるなか、真木が「(桜庭が)ずっとミニスカートなので、どうしても脚に目がいってしまった。寒くない?って言いながら、じっと見てしまった」と語るひと幕も。「ごめんね」と桜庭に謝罪して、桜庭と会場を笑わせていた。
取材・文/成田 おり枝