永瀬廉の“執事役”に清原翔!『うちの執事が言うことには』がクランクアップ

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永瀬廉の“執事役”に清原翔!『うちの執事が言うことには』がクランクアップ

King & Princeの永瀬廉を主演に迎え、9巻までシリーズ化されコミック化もされた高里椎奈の同名小説を実写映画化した『うちの執事が言うことには』が、6月中旬に無事クランクアップ。このたび永瀬からのコメントが到着し、あわせて本作の物語の要となる執事・衣更月蒼馬役を清原翔が演じることが明らかになった。

今年5月23日に発売されたデビュー曲「シンデレラガール」が初週で57.7万枚を売り上げ、オリコン初登場1位を獲得したジャニーズ事務所の最注目グループKing & Prince。本作では主人公の烏丸花穎役を永瀬が演じることに加え、同グループに所属する神宮寺勇太が花穎に親しげに近付くミステリアスな大学生起業家・赤目刻弥を演じることでも話題となっている。

2013年に放送された「信長のシェフ」や『忍ジャニ参上!未来への戦い』(14)、舞台などで演技経験のある永瀬だが、主演を務めるのは本作が初めて。クランクアップを迎えた彼は「まだまだ未熟な僕だったので、皆さんにご迷惑をおかけしたことも多々あったと思いますが、この1ヶ月間花穎として本当に楽しく演じさせていただきました」とコメント。

さらに「僕の初主演映画がこの作品で、一緒に作り上げてくださった方々が皆さんで本当によかったと思っています!」と感極まった様子でともに作品を作り上げたスタッフ・キャストに感謝を述べた永瀬。すでにその2日前にクランクアップを迎えていた神宮寺がサプライズで駆けつけ、永瀬の労をねぎらうと、永瀬の目からは大粒の涙がこぼれ落ちた。

そしてクランクアップに合わせて、永瀬演じる花穎とともに次々に起こる不可解な出来事から名門・烏丸家を守り抜こうとする執事・衣更月蒼馬役を「MEN'S NON-NO」のモデルとして活躍し「HiGH&LOW」シリーズなど俳優としても人気急上昇中の清原翔が演じていることが発表。永瀬と清原2人の共演シーンの場面写真も解禁された。

「執事というものが、日常ではほぼ触れないものだったので、作法や言葉遣いが自分とは正反対すぎて大変なんだろうなと想像していました」と、清原は撮影前の心境を振り返る。そして「実際に撮影に入り、カメラが回っている中で執事の作法で動いてみると、その大変さは想像以上でした」と“執事役”の難しさを吐露。

また、初対面で初共演となった永瀬については「すごく愛されキャラなんだと思います」と、現場でも明るい永瀬のキャラクターが周囲に安らぎを与えていたことを明かす清原。さらに「僕は最初なかなか現場に馴染めずにいたんですが、永瀬くんがどんどん話しかけてきてくれたおかげで仲良くさせていただきました」と、劇中でも2人のコンビネーションの良さが発揮されていることを予感させるコメントも。

永瀬と神宮寺、そして清原という注目のイケメン俳優3人の抜群のチームワークによって生み出される極上の“上流階級ミステリー”が見どころとなる本作。その出来栄えが楽しみだ。『うちの執事が言うことには』は2019年に全国公開される。

文/久保田 和馬

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