クイーン結成の瞬間に立ち会う興奮…『ボヘミアン・ラプソディ』予告編解禁!
マイケル・ジャクソンやエアロスミスらと共にロックの殿堂入りを果たし、日本でも誰もが耳にしたことのある伝説のロックバンド“クイーン”。ボーカルを務めた史上最高のエンターテイナー、フレディ・マーキュリーは1991年に惜しくもこの世を去ったものの、いまもなお世界中を魅了し続ける。そんなフレディの姿を描いた映画『ボヘミアン・ラプソディ』(11月9日公開)で、このたび、「ウィ・ウィル・ロック・ユー」を始めとした名曲たちが誕生する瞬間を描いた予告編が解禁された。
「X-MEN」シリーズのブライアン・シンガーがメガホンをとり、クイーンの現メンバーであるブライアン・メイとロジャー・テイラーを音楽総指揮に迎えた本作。劇中に甦った32もの不朽の名曲には主にフレディ自身の歌声が使われ、彼の名前や顔を知らない人も、「伝説のチャンピオン」、「ウィ・ウィル・ロック・ユー」などのワンフレーズには聞き覚えがあるだろう。
今回解禁された予告編は、タイトルにもなっている名曲「ボヘミアン・ラプソディ」が流れるなかフレディ・マーキュリー(ラミ・マレック)がステージに登場するシーンから始まり、エモーショナルな曲と共に、伝説のロックバンド“クイーン”結成の瞬間と名曲の数々が生みだされていく様をドラマチックに紐解いていく。
「ボーカルが辞めたんだ」と肩を落とすブライアン・メイ(グウィリム・リー)とロジャー・テイラー(ベン・ハーディ)の前に「(ボーカルなら)ここにいるよ。僕も曲を書くんだ」と現れた若かりし頃のフレディ・マーキュリー。ステージ上で躍動するフレディに「あなたのステージ…みんな夢中よ」と、フレディの恋人メアリー・オースティン(ルーシー・ボイントン)が熱い視線を送る。
また、あらゆる世代に認知されている「ウィ・ウィル・ロック・ユー」の“ドン・ドン・チャ”のリズムが、「観客と共にパフォーマンスができる曲はどうだ?」というブライアン・メイの提案で生み出される驚きの場面も。予告編の最後は、20世紀最大のチャリティコンサート“ライブ・エイド”で8万人もの観衆がクイーンと一体になりリズムを刻む、迫力のシーンで締められる。
映画の初期編集バージョンを見たクイーンのメンバーは、あまりの完成度に唖然とし、「フレディ・マーキュリーの話にしたい」と強く訴えたそう。当時のクイーンが試行錯誤を重ねて曲を生み出す様子が細かく描かれており、まさに名曲誕生の瞬間を体感できる本作。11月9日(金)、世界に愛され続けるフレディの、知られざる物語が明かされる。
文/編集部