田中圭が北川景子の“頼りない彼氏”役に!千葉雄大、成田凌らが『スマホを落としただけなのに』参戦
2017年に刊行されるやいなや話題となったミステリー小説『スマホを落としただけなのに』が「リング」シリーズの中田秀夫監督のもと北川景子主演で映画化。このたび追加キャストが発表となり、初の映像解禁となる特報と、ティザービジュアルが発表された。
派遣OLの麻美(北川景子)は、富田誠(田中圭)と交際して1年。ある日、富田がスマホを落としてしまい、知らずに電話した麻美は拾い主からスマホを受け取る。しかしその日を境に奇妙な出来事が起こるように。身に覚えのないクレジットカードの請求。SNSでつながっているだけの友達からのしつこい連絡。時を同じくして、人里離れた山中で次々と若い女性の遺体が見つかり、連続殺人事件として捜査が始まる。身元不明のその遺体は、どれも長い黒髪を切り取られていた。スマホを拾ったのはいったい誰だったのか、連続殺人事件の真犯人は誰なのか。
発表されたキャストは、千葉雄大、成田凌、田中圭ほか9名。物語のもうひとつの軸となる連続殺人事件を追いかける刑事・加賀谷学(かがやまなぶ)を演じる千葉は、作品について「光と陰は隣り合わせというか、いつ自分もクルッと別の世界にいってしまうか分からない危うさがある」とコメント。成田は、ネットストーカーに困った麻美が頼る、セキュリティ会社のSE浦野善治を演じ、「スマホを落としただけなのに、ぞっとする。自分自身スマホを使っているが、落としてしまったり管理しきれていない部分がある」と反省気味。
一方、全ての発端となるスマホを落とした麻美の彼氏・富田誠役の田中は、「僕自身スマホを落とした事がない」としたうえで、「いつか落としてこんな事件に巻き込まれたらと考えると、怖すぎて穴掘って埋まっていたい」とおちゃめにコメント。加賀谷と共に事件を追いかける捜査一課の警部補・毒島徹を原田泰造が演じるほか、バカリズム、要潤、高橋メアリージュン、酒井健太(アルコ&ピース)、筧美和子ら個性派キャストが集結した。
特報映像は、スマホを拾った謎の人物が次々と個人情報にアクセスし麻美を追い詰めてゆくという恐怖の仕上がりに。突如不可思議な出来事に巻き込まれておびえる北川と、千葉らの真剣な表情が事態の深刻さを物語る。同時解禁のティザービジュアルも、うつろな目でこちらを見つめる北川と、煽り立てる言葉の羅列から目を離せない。
SNS時代のいま、スマホユーザーなら手に汗握る展開間違いなしの本作。世界中を震撼させた中田監督が生む、新感覚の恐ろしさを体験できそうだ。