浜辺美波「病弱な役が多くて悩んでいた」『センセイ君主』でコメディエンヌとして開花!
幸田もも子による人気コミックを実写映画化した『センセイ君主』の初日舞台挨拶が8月1日にTOHOシネマズ日比谷で開催され、竹内涼真、浜辺美波、佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)、川栄李奈、新川優愛、月川翔監督が登壇。劇中でコメディエンヌぶりを発揮した浜辺が「病弱な役が多くて悩んでいた」と本作が転機のひとつとなったことを告白した。
本作は、ヒネクレ者のイケメン教師(竹内)とちょっぴりおバカなパワフルヒロイン(浜辺)の2人が織りなす恋をハイテンションに描くラブコメディ。
浜辺が病気に侵された少女を演じた映画『君の膵臓をたべたい』(17)でもタッグを組んだ月川監督は「僕の知る浜辺美波さんは、いつも病気がちで儚い女の子だった。コメディが本当にできるか不安だった」とドキドキするような思いだったそう。しかし撮影に入るや「想像をはるかに超えて、弾け飛んでくれた」とイメージとのギャップに驚き、「“まさかのコメディエンヌで賞”をあげたい」と浜辺のぶっ飛んだ演技を称えていた。
監督からの言葉をうれしそうに聞いていた浜辺は「病弱な役が多くて悩んでいた」と告白。「コメディエンヌの称号をいただいたことは自信になりました。ありがとうございます!」と溌剌とした笑顔を浮かべていた。
一方の竹内には「竹内涼真は“全身エンタテインメントで賞”」との称号を与えた月川監督。「彼のコミュニケーション能力の高さが楽しいなと思った。周りの人をみんな楽しくさせていく人。最近は彼の体つきを見ていても楽しい。この人の肉体は“エロい”、“かっこいい”と合わせて、“おもしろい”が付いてくる。新ジャンル」と竹内のエンターテイナーぶりを絶賛した。
竹内は「監督のためにトレーニングします!」と宣言。「最後に先生のセリフを言っておこうかな?」と口火を切り「俺を落としてみなよ」と自ら劇中の胸キュンセリフを放つなど、この日もたっぷりと会場を盛り上げた竹内。川栄は「私の母がいま更年期で、すごいピリついている。でも竹内くんの大ファンで、写真展に行ったらしくて。一緒に行ったお姉ちゃんが『ママがすごいニコニコして見てた』と言っていた。更年期すらも癒す竹内涼真、すごい!」と竹内の癒し力にも感服していた。
取材・文/成田 おり枝