サラ・コナーが約30年ぶりにアイル・ビー・バック!キャメロン×シュワ「ターミネーター」最新作のビジュアル到着
世代を超えて愛され続ける、映画史に残る作品『ターミネーター』(84)、『ターミネーター2』(91)。この伝説を築いた3名のレジェンドが約30年ぶりに集結する。ジェームズ・キャメロンが製作を務め、アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトンの再演が実現する「ターミネーター」最新作(タイトル未定)から、全世界初解禁のビジュアルが到着した。
『ターミネーター2』は全米で2億484万ドルを記録し、91年の年間興行収入ランキングで1 位に輝いている。劇中でアーノルド・シュワルツェネッガー扮するターミネーター:T-800 が言う「I'll be back」は映画史に輝く名セリフ。作品ごとに異なるシチュエーションで放たれた言葉だが、なかでも『ターミネーター2』で登場する警官隊に囲まれたシーンは印象深いもの。
今回解禁された初画像には、クールにキメた3名のキャラクターが登場。ダニ・ラモス役のナタリア・レイエス、グレ ース役のマッケンジー・デイヴィス、そして『ターミネーター2』に続いてサラ・コナー役を務めるリンダ・ハミルトンだ。世界の滅亡を防ぐために孤軍奮闘してきたサラ・コナー。そんな孤独な戦いを続けてきた彼女は、本画像でも唯一銃を持ち武装しているが、彼女はここに至るまでに一体どのような人生を歩んできたのだろうか?
「ターミネーター」生みの親であるジェームズ・キャメロンが『ターミネーター2』以来プロデューサーに復帰し、ストーリーも手掛けていることに映画ファンは歓喜。監督を務めるのは、型破りなヒーロー像をウィットに富んだ会話と激烈アクションで魅せた『デッドプール』の監督を務めた、VFX 業界出身のティム・ミラー。「当時の映画はまるで予言だ」と言うミラー監督は、「キャメロンが製作した『ターミネーター』と『ターミネーター2』で描かれた人工知能やロボットなどが、いまや現実味を帯びつつある」と付け加え、そのテーマ性とつながる現代だからこそ続編を作る意義があることを説明する。
最新作の詳細については明らかになっていないが、キャメロンが呼び寄せたメインキャストは、もちろんアーノルド・シュワルツェネッガー(T-800) とリンダ・ハミルトン(サラ・コナー)だ。シュワルツネッガーは「T-800 を演じられることを楽しみにしている。(「T2」以来)ジェー ムズ・キャメロンが監修をするわけだから、すごい作品になるよ」とコメントしており、最新作は『ターミネーター2』の続編的な扱いの作品になるとも言われている。
『ターミネーター』では悪役、『ターミネーター2』ではヒーローを演じたアーノルド・シュワルツェネッガー。28年ぶりにオリジナルキャ ストが集結し、未来と現在のキャラクターが登場すると言われている最新作ではどんな立場を演じることになるのか?そんな本作を彩るフレッシュな新キャストとして、マッケンジー・デイヴィスをはじめ、ナタリア・レイエス、ガブリエル・ルナ、そしてディエゴ・ボネタが発表されている。
時代設定も、キャラクターの詳細もヴェールに包まれているが、映画ファン待望の「ターミネーター」最新作が新たな伝説を生みだしてくれることだろう。その続報を心待ちにしたい!
文/編集部