ブリトニー・スピアーズ、ファンへのお礼で自ブランドを宣伝し炎上!

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ブリトニー・スピアーズ、ファンへのお礼で自ブランドを宣伝し炎上!

コンサートツアー「ピース・オブ・ミー」で、現在ヨーロッパ15か所を巡業中のブリトニー・スピアーズ。4日には、英ブライトンで開催されたLGBTQイベント、「ブライトン・プライド2018」に出演し、会場を大いに盛り上げたと伝えられている。ブリトニーは今年4月、LGBTQコミュニティへの貢献を認められ、「GLAAD(中傷と闘うゲイ&レズビアン同盟)メディア賞」を受賞したばかりだ。

コンサート後は多くのファンがSNSに賞賛の言葉を書き込み、ブリトニーも感謝のメッセージをツイッターに投稿。ところが、「イギリスの“プライド”イベントでは、たくさんの人たちが多様性の受け入れを祝う場面に立ち会えて嬉しかったわ!“なりたい自分になれる自由”は、本当に大切なことよね。だからすべての人のために、『Prerogative(「特権」の意)』っていう香水を作ったの!ブーツ(英国の大手ドラッグストア)で限定販売中だからチェックしてね!」とツイートされると、ファンは一気に鼻白んでしまったようだ。(現在ツイートは削除済み)

「“プライド”特別バージョン」として発売された香水「Prerogative」は、販売価格40ポンド(約5800円)で、1本につき1ポンド(約144円)が、メディア監査を行う非政府団体「中傷と闘うゲイ&レズビアン同盟」に寄付される仕組みだ。しかし募金額についても、「LGBTQで商売して、寄付するのはたった2.5パーセント?」との不満の声が漏れ聞こえているという。

LGBTQコミュニティからは、「何か寂しいわね。ブリトニーは大好きだけど、“ストーンウォールの反乱”(LGBTQコミュニティが初めて警察と衝突した事件)は、ポップスターがチェーン店で香水販売するのを手伝う場所じゃないわ」「空気読めなさすぎ」「これはかなり重大なミスだよ。PRチームを解雇して!」といった意見が寄せられ、せっかくの盛り上がりに興ざめな印象を与えてしまったようだ。

UK在住/シャオ

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