ペンギン大量発生中!?『ペンギン・ハイウェイ』から可愛すぎる場面写真を独占入手

人気作家・森見登美彦が、自作の中でも特に思い入れの深い作品であると語る日本SF大賞受賞の同名小説を、気鋭のアニメーションスタジオ・スタジオコロリドがアニメーション映画化した『ペンギン・ハイウェイ』(公開中)。17日に公開初日を迎え、現在大ヒット公開中の本作から可愛すぎるペンギンたちの場面写真が一挙に到着した。

小学4年生のアオヤマ君の暮らす郊外の町に、突如としてペンギンが出現して消えて行ったことから始まる一夏の物語を描き出した本作。ペンギンの謎を解くべく研究を始めたアオヤマ君は、彼が通う歯科医院の“お姉さん”が投げたコーラの缶がペンギンに変身するのを目撃するのだ。

このたび到着したのは、本作において物語を左右する重要なキャラクターであると同時に、不思議な存在として描かれるペンギンたちの自由気ままで愛らしい姿を映し出した9枚の場面写真。街中の車道を頑張って歩いていたり、川の中を優雅に泳いでいたり、カラフルな住宅街を走る姿など、とてもチャーミングな場面ばかり。

本作に登場するペンギンは、一般的によく知られているコウテイペンギンではなく、目の周囲が白で縁取られ、黒と白のツートンカラーが特徴的なアデリーペンギンがモデルとなっている。本来は南極大陸周辺に生息する彼らが、日本の住宅街に現れることはまず無いだけに、その何とも言えない“場違い”感が実にユニーク。

何故ペンギンたちは現れたのか？そして、彼らはどこへ行くのか？今年の夏を彩る瑞々しさに溢れた、ちょっぴりミステリアスな物語と、独特な語り口で紡がれる“森見ワールド”の魅力に、心奪われること間違いなし。今すぐ劇場に足を運び、愛らしいペンギンたちの虜になってほしい。

文/久保田和馬