有村架純、小学校時代の写真に大照れ。「すでに美少女!」と反響

イベント

有村架純、小学校時代の写真に大照れ。「すでに美少女!」と反響

川口俊和の小説を映画化した『コーヒーが冷めないうちに』(9月21日公開)の完成披露試写会が、8月23日にTOHOシネマズ日比谷で開催。有村架純、伊藤健太郎、波瑠、薬師丸ひろ子、吉田羊、松重豊、石田ゆり子、塚原あゆ子監督が舞台挨拶に登壇した。過去にタイムスリップするという設定にちなみ、有村の小学生時代の写真が披露されると、その美少女ぶりに会場がどよめいた。

『コーヒーが冷めないうちに』は、ある席に座り、いくつかのルールを守ればその人が望んだ過去に戻ることができるという喫茶店が舞台。有村は「監督がコーヒーを入れるシーンを幻想的に見せたいということで、動きを丁寧にするように心がけました」とのこと。

実際にステージで、有村がキャスト陣にコーヒーをサーブしたが、石田は有村の所作を見て「架純ちゃんは物腰が美しいので見入ってしまいます」とうっとりしていた。

また、もしも過去に戻れるのならどの時代に戻りたいかという共通質問に有村は「小学校3年生、4年生。高校時代にも戻りたいけど、やっぱりその時代かなと。自由奔放でした」と答えた。そのあと、当時キャンプ場で撮影したという有村のあどけない少女時代の写真がスクリーンに映し出されると、「おお!」という声が上がり、恥ずかしがる有村。

また、有村は「風邪をひいて病院に行ったら、安心してお腹が減って。その日の晩ごはんが、なぜか母親が作ってくれたちらし寿司で、ものすごくおいしくて。それをもう1回食べたいなと思いました」と、当時の思い出を語った。

薬師丸は「戻ってみたい過去がないんです」と答えたが、その理由として「苦い思い出、奇跡的なできごとが重なっていまここにあるので。これからの未来につながる過去を覗いてみたいなと思いました」と語り、共演したゲストや観客たちをうなずかせた。

最後に有村が本作をこうアピール。「過去に戻っても過去は変えられないけど、未来は変わるというルール。過去を後悔したことは変えられなくても、自分自身の未来が変わるというだけで、背中を押されるし、前向きになれる映画になっています」と力強く締めくくった。

取材・文/山崎 伸子

関連作品

関連記事