映画史上、意外な展開に最もショックを受けた作品ベスト10
インディペンデント系最大大手のエンターテンメント会社E1 Entertainmentが、『トワイライト』シリーズのバンパイア役ばかりが注目されているロバート・パティンソンの主演作で、最後に意外な展開が待ちうけているロマンティック・ドラマ『Remember Me』のDVDとブルー・レイの発売を記念して、最も意外な展開にショックを受けた映画ベスト10を発表した。
アンケート調査の結果、M・ナイト・シャマラン監督作『シックス・センス』(99)が堂々の1位に輝いた。11歳にしてアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ天才子役といわれたハーレイ・ジョエル・オスメント扮するコールが発言した「死人が見える」という言葉が流行語になった同作で、ブルース・ウィリスが扮したマルコムの存在が明らかにされた瞬間が、観客にとって最もショッキングだったようだ。
2位はアルフレッド・ヒッチコック監督の名作『サイコ』(60)、3位はケビン・スペイシー主演の『ユージュアル・サスペクツ』(95)、4位は『スター・ウォーズ エピソード5 帝国の逆襲』(80)で、この場合は、ダース・ペーダーが、ルーク・スカイウォーカーの本当の父親であることを明かしたことに衝撃を受けた人々が多かったようだ。
以下、5位は『ソウ』(04)、6位はブラッド・ピット主演の『ファイト・クラブ』(99)、7位は『ウィッカーマン』(73)、8位はニコール・キッドマンがアカデミー主演女優賞に輝いた『めぐりあう時間たち』(02)、9位はブラピとグウィネス・パルトロウが夫婦役を演じ、私生活でも交際を始めるきっかけとなった『セブン』(95)、10位は『猿の惑星』(68)。年代も様々で、観客はいろんなジャンルの映画で、いろんな種類の“ショック体験”をしていることがわかる結果になった。
また、他の調査結果で明らかになった“映画史上最も混乱した映画ベスト10”の6位にブラピの怪演が光った『12 モンキーズ』(95)がランク入りしており、混乱や意外な展開の映画の20本のうち3本にブラピの出演作があるのもおもしろい。【NY在住/JUNKO】