木村×二宮『検察側の罪人』首位スタート!影のMVPは、2人を喰う“怪演俳優”?
夏休み最後の土日となった8月25・26日の週末動員ランキング。木村拓哉と二宮和也の共演が話題の『検察側の罪人』が『銀魂2 掟は破るためにこそある』のV2を阻み、首位を獲得した。
キムタク&ニノの演技を喰う!?圧倒的怪演が話題に
土日2日間で動員31万8000人、興収4億1600万円をあげ初登場1位に輝いた『検察側の罪人』。公開初日からの3日間では、動員44万7000人、興収5億8000万円をあげるヒットスタートとなった。
SNS上には、「キムタクとニノの演技に息が止まりそうになった」など2人の演技合戦についての高評価が多数。木村に対しては「久利生と180度違って、振り幅を感じた」など、同じく検事を演じた『HERO』の久利生役を引き合いに出し、その演技の幅の広さを絶賛する意見も多かった。また二宮に関しても「尋問シーンが引くほどの迫力…」など、さすが演技派といった声が出ていた。
またそんな2人に負けず、話題となっているのが、被疑者の松倉を演じた酒向芳の怪演だ。「不敵な笑みにゾクゾクする」「一度見たら忘れられない存在感がある」など、彼のインパクト大な演技が印象に残っているというつぶやきも数多く見られた。
『コード・ブルー』『カメ止め』は、まだまだ記録更新中!
3位の『劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』は、土日2日間で動員20万6000人、興収2億8500万円を記録。累計では動員601万人、興収77億円を突破し、興収歴代ランキング69位にランクインしている。また7位の『ジュラシック・ワールド/炎の王国』も累計興収76億円を突破し、歴代で『コード・ブルー』に次ぐ70位に着けている。夏休みは終わりとなるが、今後、歴代ランキングでどこまで上位に入るのかにも注目だ。
また何かと話題の『カメラを止めるな!』は土日2日間で動員12万7000人、興収1億9000万円をあげ、先週の8位から2ランクアップの6位に。お盆が終わり、各作品の前週比が20%以上落ちる中、増館も手伝い、動員前週対比126%という驚異的な数字を残し、累計では動員86万8000人、興収12億5700万円を突破。23日からは韓国56館でも公開されており、2館での上映だった公開時からは考えられないほどの盛り上がりとなっている。
次週は、マーベルの新作『アントマン&ワスプ』や豪華女優陣が共演の『SUNNY 強い気持ち・強い愛』などの話題作も公開。これらの作品は、どこまで記録を伸ばすことができるのだろうか。
文/トライワークス
1位 検察側の罪人
2位 銀魂2 掟は破るためにこそある
3位 劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-
4位 インクレディブル・ファミリー
5位 ミッション:インポッシブル/フォールアウト
6位 カメラを止めるな!
7位 マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー
8位 ジュラシック・ワールド/炎の王国
9位 オーシャンズ8
10位 劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人
※興行通信社調べ