ステイサムvsメガロドン!『MEG ザ・モンスター』4DX&ScreenXをひと足先に体験

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ステイサムvsメガロドン!『MEG ザ・モンスター』4DX&ScreenXをひと足先に体験

“サメ映画”史上最高の全米オープニング記録を叩き出し、すでに全世界興収4億ドルを突破した海洋パニック・アクション『MEG ザ・モンスター』が9月7日(金)に日本上陸。ジェイソン・ステイサムと200万年前に絶滅したはずの超巨大生物“メガロドン”が死闘を繰り広げる本作の、4DX版とScreenX版上映をいち早く体験してきた。

ジェイソン・ステイサムと“メガロドン”の激闘を最高の臨場感で!
ジェイソン・ステイサムと“メガロドン”の激闘を最高の臨場感で![c]2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., GRAVITY PICTURES FILM PRODUCTION COMPANY, AND APELLES ENTERTAINMENT, INC.

日本国内で55劇場(2018年8月現在)に導入されている4DXシアターの魅力は、映像に合わせて上下左右に動く座席はもちろんのこと、風や水しぶき、光や煙などまるで映画の中の世界に入っているかのように感じる抜群の臨場感。とくに海が舞台となる本作では、水のエフェクトの威力が最高レベルに達しているといっても過言ではないだろう。

冒頭のシーンから目一杯の水しぶきが飛び、びしょ濡れになってしまったと思ったら、場面転換で涼しげな風が吹き付ける。そして潜水艇などの狭い空間に登場人物がいるシーンでは、彼らと同じような閉塞感を味わい、対照的に大海原が広がるシーンではとても映画館にいるとは思えないような開放感が待っている。

そして何と言っても、メガロドンが出現した時の座席の振動。3D映像でスクリーンに投影される映像も相まって、臨場感を超越した恐怖と緊張にアドレナリンが止まらない。また深海の美しい景色など穏やかなシーンにもわずかな振動が生じることで、映画の中に入り込んだ感覚を思う存分体験できるはずだ。

4DX版は水のエフェクトがハンパない!
4DX版は水のエフェクトがハンパない!

一方で、現在日本国内では東京・台場にあるユナイテッド・シネマ台場アクアシティのみに導入されているScreenXは、4DXとは異なる形で本作の臨場感を高めてくれる。正面に設置された通常のスクリーンに加えて、左右の壁にも映像が投影され、視界270°を満遍なくカバーするダイナミックなスクリーン。座席が動くことなく、また3D上映でもないので、乗り物酔いしやすい人でも存分に映画の世界に没入することができる。

もっとも、すべてのシーンがこの3面スクリーンで体験できるわけではなく、映画が盛り上がるシーンに差し掛かると突然左右のスクリーンに映像が投影されるというのが、このScreenXのポイントのひとつといえよう。しかしその左右の映像は、ScreenX上映でしか観ることができない特別な映像。迫り来るメガロドンの全身や、登場人物の微妙な動きなど、映画の世界を隅々まで観ることができ、なかなか味うことができない貴重な映画体験を味わうことができるのだ。

【写真を見る】パッと見は普通の映画館…!?上映が始まると、左右の壁がスクリーンに!
【写真を見る】パッと見は普通の映画館…!?上映が始まると、左右の壁がスクリーンに!

アトラクションとして映画の世界がすぐそばにやってくる4DXと、従来の映画鑑賞をグレードアップさせたような贅沢な映像で自ら映画の世界に入り込んでいくスタイルのScreenX。いずれも『MEG ザ・モンスター』の面白さを倍増させてくれることは間違いなしだ。今年の夏の終わりは、スリル満点の映画体験に呑み込まれてみてはいかがだろうか。

取材・文/久保田 和馬

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