これが「マンマ・ミーア!」の真骨頂!あの定番曲のミュージカルシーンが到着

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これが「マンマ・ミーア!」の真骨頂!あの定番曲のミュージカルシーンが到着

スウェーデン発の伝説のグループABBAの楽曲だけで構成された舞台劇を映画化し、ミュージカル映画歴代2位となる全世界興収を記録した『マンマ・ミーア!』(08)の10年ぶりの続編『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』(公開中)。このたび本作から「マンマ・ミーア!」の代名詞ともいえるABBAの代表曲「ダンシング・クイーン」にあわせて登場人物たちが歌い踊る本編映像が到着した。

前作では「チキチータ」や「S.O.S.」といった名曲22曲が使用されたが、本作では新たに登場する楽曲を中心に構成。その中で、前作につづいて使用されたのはタイトルにもなっている「マンマ・ミーア!」とアンコールに登場する「スーパー・トゥルーパー」、そして最も有名な楽曲「ダンシング・クイーン」の3曲のみだ。

この「ダンシング・クイーン」は、ABBAの4thアルバム「アライヴァル」のファースト・シングルとしてリリースされ、スウェーデンや日本を含む全世界でNo. 1を獲得した歴史的名曲。本作の劇中では、主要キャラクターたちはもちろんカロカイリ島の島民をも巻き込んだ圧巻のパフォーマンスで使用されている。

このパフォーマンスには300人以上のダンサーとキャストが参加しただけでなく、5〜6台のカメラが用意され、さらにカメラを搭載したヘリコプターが飛び交うほどの大掛かりな撮影が行われた。まさにミュージカル史上に残る、最高にハッピーなシーンに仕上がっている。

また「昔の曲にまた触れることができて、非常に充実した仕事だった」と満足そうに振り返るABBAのメンバー、ベニー・アンダーソンは「ABBAのコアなファンじゃなければ知らないような曲も出てくるからね」と本作の楽曲選定についてコメント。誰もが知っている名曲の新たな魅力を発見できると同時に、知られざる名曲との出会いも待っているかも!?

文/久保田 和馬

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