篠原涼子、10歳の息子から主演作を褒められた!「いままで生きてきて一番いい作品だったって」
映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』の初日舞台挨拶が8月31日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、篠原涼子、広瀬すず、板谷由夏、ともさかりえ、渡辺直美、池田エライザ、山本舞香、野田美桜、田辺桃子、富田望生、大根仁監督が登壇。篠原が「自分の10歳になる子どもが(映画を)観て、『いままで生きてきて一番いい作品だった』って言ってました」と照れ笑いで、息子から主演映画を褒められたことを明かした。
日本でも大ヒットを記録した韓国発の人間ドラマ『サニー 永遠の仲間たち』(11)を同作のファンだという大根監督が舞台を日本に移し、90年代に流行した音楽やファッションをちりばめて再構築した本作。専業主婦の奈美が、末期ガンにおかされた親友のために、高校時代の仲良しグループ“サニー”を再結集しようと奮闘する姿を描く。篠原が大人時代、広瀬が高校時代の奈美として、同じ役を演じた。
それぞれが周囲から大きな反響をもらっているそうで、篠原は「自分の10歳になる子どもが、男の子なんですが『いままで生きてきて一番いい作品だった』と言ってました」と告白。キャスト陣から「おおー!」「うれしい!」との声が飛び交うなか、篠原は「10歳の子でも共感する、心に響く作品なんだなと思いました。『すごくよかった』って感動していました」と息子からの言葉をうれしそうに披露していた。
「試写をリリー(・フランキー)さんと一緒に隣で観た」という広瀬は、「リリーさんは『試写室であんなに声出して笑ったの初めてだ』って言っていました。ずっと笑っているんですよ!」とニッコリ。「いままではリリーさんとはしっとりした作品でご一緒することが多かったので、(今回は)やばいねって」とコミカルな演技を絶賛されたそうで、「改めて長文でメールもくださった。すごくうれしかった」と笑顔を弾けさせていた。
また劇中にも登場するコギャルの必須アイテム・ルーズソックスをあしらったくす玉、その名も“ルーズソッくす玉”を割って、初日をお祝いするひと幕も。最後の挨拶では、篠原が「平成の作品で、いまと昔がギュッと詰まった作品となっております」と口火を切りつつ、「本当に平成の、平成の時代が最後になってしまう年に…。平成の」と平成を連呼。思わずキャスト陣が吹きだすと、篠原も笑いが止まらず四苦八苦。会場も大爆笑となるなど、笑顔あふれる舞台挨拶となった。
取材・文/成田 おり枝