佐々木希や新木優子に続く新星!non-noモデルの美女・山田愛奈のキラリと輝く存在感
佐々木希や波瑠、本田翼など、かつて誌面を飾ったモデルたちが人気女優として躍進している雑誌「non-no」。現役モデルでも新木優子らが“モデル兼女優”として活躍するなかで、ロングの黒髪にキリっとした瞳で異彩を放つ新星がいるのをご存知だろうか?本日9月8日より公開される『いつも月夜に米の飯』で初の映画単独主演を飾る山田愛奈だ。
ミスiD2015に入賞して芸能界入りした山田愛奈は、昨年春から「non-no」専属モデルを務めており、演技初挑戦となった『最低。』(17)で本格的に女優業を開始。いきなり主演3人のうちの1人に抜擢されたが、共演した高岡早紀らを相手に堂々たる演技を披露した。そのほか、新潟UXテレビ製作の主演作「霊魔の街」や、現在放送中の深夜ドラマ「dele」などで、女優としてのキャリアを積み重ねてきた。
これまでの出演作では大人しい少女役が多かった山田だが、『いつも月夜に米の飯』では、親に頼らずたくましく生きる女子高生を演じている。物語の舞台は山田の出身地・新潟県。同郷の新鋭監督・加藤綾佳とタッグを組み、新潟でオールロケを敢行した本作は、“食”をテーマに家族や恋と向き合うヒロインの奮闘を描いたヒューマンドラマ。田舎で小料理屋を営む母・麗子(高橋由美子)の失踪により、東京から新潟に呼び戻された千代里(山田)が麗子に代わって働き、地元の人たちと心を通わせながら自身の生き方を見つけていく…という成長物語でもある。
山田は東京からやってきたイマどきの女子高生をナチュラルに体現。地元の人々の“いかに田舎”な慣れ合いや、周囲の大人とのジェネレーションギャップのなかで、ときには店の常連客を怒鳴ったり、母への苛立ちが抑えきれず、感情をあらわにするシーンも!そんな緊迫の場面もありつつ、真面目な働きぶりやお客との談笑など、山田のあらゆる表情が捉えられている。今月誕生日を迎えて二十歳になったばかりの彼女だが、何事にも真摯に向き合う千代里役を通して、大人の女性としての芯の強さがうかがえる。
持ち前の美貌はもちろん、感情表現豊かな演技も惜しみなく披露した山田愛奈。そんな彼女の“女優としての意気込み”が感じられる本作を、ぜひ劇場でチェックしてみてほしい!
文/トライワークス