ジェイソン・ステイサムが熱烈な“サメ映画愛”を告白!「すべてに興奮したよ!」
全米で“サメ映画”史上No. 1のオープニング興収を記録し、すでに興収1億2000万ドルを突破した海洋パニック・アクション『MEG ザ・モンスター』がいよいよ9月7日(金)、日本に上陸する。このたび本作で巨大サメ“MEG”に立ち向かう命知らずの潜水レスキュー、ジョナス・テイラーを演じたジェイソン・ステイサムに本作への想い入れを聞いた。
マリアナ海溝よりも深い海溝を発見した探査船が深海で消息を絶ったことから幕を開ける本作。救助に向かったジョナスは、そこで200万年前に絶滅したはずの巨大サメ“MEG”と遭遇。船を破壊し、海洋研究施設を壊滅に追い込んだMEGは着々と人間の生活圏に近付いていく。ジョナス率いる海洋エキスパートたちはMEGを駆逐するため、命がけの勝負に挑むことに。
これまで「トランスポーター」シリーズや「ワイルド・スピード」シリーズなど様々なアクションに挑戦してきたステイサムは「たぶん僕にとって、銃を持って走り回っていない初めての作品になったはず」と笑い、本作の脚本を読んですぐに魅了されたことを明かす。
「脚本を読む時にまず考えることは、その役柄を自分がきちんと演じられるかどうかだ。本作は水中が舞台であることと、スキューバダイビングへの愛があるから魅力を感じたんだ」と振り返るステイサムはプライベートでもダイビングをしているそうで、その経験が本作の撮影にも大きく活かされたという。
アクションスターとして数多の敵を打ち倒してきたステイサムが本作で対峙するのは、現代にはすでに存在しない巨大サメ。完成した作品を観たステイサムは「アクションすべてに興奮したよ!」と自画自賛。「ボートが傾いてサメが破壊する。撮影中からずっと見たかったMEGのすべてが映画館でようやく観られたんだ!」と興奮気味に語ってくれた。
さらに、最も好きな“サメ映画”を訊ねてみるとステイサムは、スティーブン・スピルバーグ監督の名作『ジョーズ』(75)を即答。「スピルバーグは本当に素晴らしい監督だ。『ジョーズ』は当時とても重要な映画で、今でも多くの人から愛されている」と“サメ映画”の金字塔への熱烈な敬意を示す。
国際色豊かなキャストが織りなす、人間vsサメの壮絶なバトルを描き出した本作もまた、“サメ映画史”に残る作品として語り継がれていくことだろう。ステイサムがどのように巨大ザメに立ち向かっていくのか、その衝撃のアクションを是非とも劇場で目撃してほしい!
文/久保田 和馬