吉沢亮、地味すぎるプライベートを告白!いま虜になっているのは「お笑い芸人のトンツカタン」
白石ユキの人気コミックを映画化した『あのコの、トリコ。』(10月5日公開)の最速試写会が9月13日に神楽座で開催され、吉沢亮が登壇。吉沢は自身を「地味な男」と告白し、トリコ(虜)になっているものは「お笑い芸人のトンツカタンさん」とコメント。キラキラ度のない回答を繰り出し、スタッフから「ほかにないですか」とダメ出しをくらった。
本作は、地味で冴えないメガネ男子・頼(吉沢)が大好きな雫(新木優子)のためにかっこよく変わっていく様を描く物語。美しい顔立ちも人気で、この日も会場の女性からの歓声を一身に浴びた吉沢が、本作では地味な男子役にトライした。
吉沢は「僕だって全然モテない」と演じた頼に心を寄せ、「キラキラした役のほうが難しい。僕のなかにキラキラ要素がない」と告白。「プライベートも地味な男。家ではずっと漫画読んで、酒を飲んでいる」そうで、「内気で根暗な男のほうが、演じていても馴染む。やりやすくて楽しかった」と意外にもフィットする役柄だったという。
“地味男子”であることを打ち明けた吉沢は、映画のタイトルにちなみ「トリコになっていることは?」と聞かれると、「基本的に半径5メートル以内でできることしかやっていない。お笑い芸人さんの動画とかを好きでよく観ている」とここでもインドア派ぶりを発揮。最近のお気に入りは「トリオで主にコントをやられている、トンツカタンさん」とのこと。スタッフからカンペで「ラブストーリーなので、ほかにないですか…」とキラキラ度が足りないとダメ出しが入るひと幕もあり、これには吉沢も苦笑い。
困り果てた挙句「どういうのを言ったらいいんだろう。『こういうのにトリコになっているとかわいい』っていうのある?」と客席に助けを求めた吉沢。「動物系?猫の動画とか観てて。本当にかわいい。すっごい癒されてます」と答えをひねり出し、会場の笑いを誘っていた。
また2011年には「仮面ライダーフォーゼ」に出演した吉沢だが、小さなころからの夢が「仮面ライダーになりたい」だったとか。「叶っちゃいました」と笑顔を見せ、「ずっと好きで観ていた。オーディションを受けて“決まった”となった時は、すごく不思議な感じだった。17歳くらいでしたが、人生、こんなことあるんだなあと思いました」としみじみと語るなど、吉沢の素顔の見えるトークに会場も大盛り上がりだった。
取材・文/成田 おり枝