今日は敬老の日!『体操しようよ』“アラ古希”俳優大奮闘の特別映像が完成
来年俳優デビュー45周年を迎える稀代の二枚目俳優・草刈正雄が『歌うヒットマン!3D』(10)以来となる主演を務める『体操しようよ』が11月9日(金)から公開。このたび、本日9月17日の「敬老の日」を記念して、70歳を超えても元気なバイプレイヤーたちが活躍するシーンを集めた特別映像が到着した。
本作は18年前に妻に先立たれ、しっかり者の娘と2人暮らしを送ってきた真面目だけが取り柄の男・佐野道太郎が、定年退職を迎えて「はじめての家事」と「ラジオ体操で地域デビュー」に果敢に挑んでいく姿を描き出したハートウォーミングな感動作。
2016年に放送されたNHK大河ドラマ「真田丸」で、豪快かつお茶目な戦国武将・真田昌幸を演じ、大きな注目を集めた草刈。篠田正浩監督の『卑弥呼』(74)でスクリーンデビューを飾って以来、二枚目俳優の代名詞として人気を博してきた草刈は66歳を迎え、第二の人生に挑む男の悲哀をチャーミングに演じている。
そんな草刈演じる道太郎を応援する人生の先輩たちを演じるのは、日本映画界を代表する70歳超えの名バイプレイヤーたち。このたび到着した映像は、そんな彼らの味わい深い名演技を堪能できる仕上がりとなっている。
道太郎をラジオ体操に誘う元上司役の平泉成は「俺たちの人生は、これからだ!」とキレッキレのラジオ体操を披露。便利屋兼体操会会長役のきたろうはボーイスカウトの少年たちに檄を飛ばし、そして道太郎が便利屋の仕事で世話をすることになった老人役の小松政夫は認知症の役柄を熱演。
「人生100年時代」と言われる昨今、何事にも一生懸命だけど不器用な道太郎を演じる草刈の姿と、元気でお茶目な姿を披露してくれる名バイプレイヤーたちの姿に、同世代の人はもちろんのこと、若い人たちにとっても勇気と元気をもらえること間違いなしだ!
文/久保田 和馬